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H22-7-11 選挙は、恋人探しじゃない |
M情報111号トップ記事より http://mid.parfe.jp/kikannsi/top.htm 選挙は、恋人探しじゃない 2〜3日前、TVを見ていたら、菅総理の奥方が出演。総理のカナダのサミットに同行中。現地でのTVのインタヴューで和服を誉められた。そのとき「主人 (菅総理)にも羽織袴を着させるんだった。」と、日本を大事に思う、いわゆる保守といわれる人が涙して喜ぶような発言をした。 鳩山前首相夫人は自分が何を着て行きたいかを考えた。しかし菅首相夫人は違う。何を着ていけば、国益ならぬ極左益になるかを考える。全ての肉と皮を裁ち骨 のみを残す。さすがに靖国参拝は言わなかったが、譲れるものは全て保守に譲り(例えば和服、「国民」と言う言葉の乱発等)、菅さんて言うほど左翼じゃない ね。などと思ってる隙にハッ気がつけば、三悪法(外国人参政権、人権擁護法案、夫婦別姓)が通っている。考えてもゾッとするが、敵ながら天晴れの正攻法。 それを夫唱婦随がんばっている。菅首相夫人は鳩山前首相とは違う。半端な左翼ではない。極左なのである。 私は小沢前幹事長がどのような言い方をしようが、三悪法を通すとは思っていなかった。仮に通してもそれは利権を得るための手段であり、目的ではないから (極左にとって)骨抜きのものでしかない。だから世間が騒ぐほど危険人物だとは思っていなかった。なぜなら彼はいろいろな意味での利権屋。だから国を潰す ことは絶対にない。日本国あっての利権だからだ。民間企業の労働組合と同じで、会社(国)という母体は絶対潰さない。「話し合い」ができる相手だ。しかし 菅首相は違う。左翼の神様市川房枝女史の愛弟子。利権ではない。思想信条が全てである。社会主義国家の創設が彼の目的である。「話せばわかる」相手ではな い。 さて、ここからが本題。先日、川崎の嶋田さんから電話があった。この日本、さてどうするね。と言う話し。結論は私と全く同じ。何があっても「菅政権」を潰 さなければならない。という話し。順当な考え方は自民党、または保守連立で今回の選挙、次回衆議院選挙、行きがけの駄賃で来春の統一地方選、全てに勝てば 良い。 しかし現実論としてそのようなことがありえるか。今回の参議院選挙で「ねじれ」をより強固にできればまだマシだが、下手をすると和服作戦(!)、さらに強 烈な、「三悪法と消費税すり替え作戦」で国民はコロッと騙され菅政権の単独過半数。そして三悪法成立一直線。悪夢が現実化しないという保証はない。 そこで、そこでである。先ず、今回の選挙。民主の中で菅グループの当選を極力抑え、小沢グループにできるだけ勝たせること。そして民主の小沢グループと自 民党の好小沢グループとの連携。早い話がガラガラポン! 菅総理とともに枝野、千葉、仙石氏等の3赤弁を(執行部中心から)如何に早く追放するか。これ以 外に今のところ菅政権を潰す方法はないと思う。 「毒は毒をもって制す!」 そして、自民党にこんなウルトラCを受けることができる政治家がいるのだろうか。いるいる。一人いる。森喜朗代議士。清(超)濁併せ呑むことができるのは 彼だけではないか。以上、私(増木)と嶋田氏は妙に意見が合った。 さて、ここから嶋田氏は私より一歩先を論じた。脱帽!! そしてこの仲人は読売の渡辺恒雄氏、日本テレビの氏家○○氏しかいないというのだ。この4人。穏健な保守の人達が顔を背ける顔ぶれだ。私はここまで知恵が 回らなかったが、実に的を得た話しではないか。彼らを組ませれば日本はある意味好ましくない方向に行くだろう。しかし潰れる(自由主義国家の崩壊)よりマ シだ。 話は横にそれるが、「マスコミは左翼だ!」とよく言う。もちろん否定できない。しかし必ずしもそうでない部分もあるのではないか。 マスコミは会社である。「株式会社朝日放送」であり、「株式会社産経新聞」である。 商法の適用を受ける。すなわち、「会社は営利を追及す!」というわけであり、営利以外のものを追求したらそれは株主に対し背任行為である。要は営利のみを 追求しても責められないということだ。彼らは彼らなりに「営利を追及する。」ことが国益に繋がると信じている。「財閥富を誇れども、社稷(しゃしょく)を 思う心なし」と考える我々とは価値観が違う。しかし、しかし、涼しく言っても、もちろんムカムカする。 ものは考えようである。「トヨタは親中だ」というが、果たしてそうだろうか。今日本に「トヨタ」が無ければ日本の基幹産業である自動車業界はアングロサク ソンに食い散らかされ、崩壊するであろうことは疑う余地がない。トヨタが欧米に対抗しようと思えば、それなりの規模が必要。その規模を維持しようと思った ら、内需だけでは限界がある。ある程度の「親中」は企業戦略上止むを得ないと思う。 突き詰めるとユダヤと中国、どっちがまだましかと言う選択ではなかろうか。 政治家菅直人に勝とうと思えば、彼以上に、我々が肉と皮を裁たなければ「日本」という骨は残せないのではないか。 もともと私は今までに本気で政治シュミレーションはしたことがない。「ああだこうだ」というのも億劫である。なぜなら、今までいくら世間が小沢を批判しよ うが「小沢が国を潰す」などと思ったことがないから。でも菅総理は違う。極左なのだ。 先日お電話で、土屋敬之東京都議が何かの話で、「政治(選挙)は恋人探しではないんだよ。」と仰った。言い得て妙である。 反対意見があれば是非お聞きしたい。ただし、「この4人は恋人にしたくないから」というご意見だけはご勘弁願いたい。 |
H21-10-19 なんのために安らぎに背を向けて |
新聞によると、今朝戸塚ヨットスクールで訓練生がなくなった。ご冥福を祈るとともに、まことに残念である。 私は20年ほど前、約7〜8年間、毎週末知多半島の合宿所に通っていた。戸塚校長に興味があった。教育が何かを知りたかったから。そして校長の言われていること、されていることが教育であると信じている。私の学習塾経営35年と重ねて確信している。 昔の話になるが、夜になるとよくコーチと脱走し、カラオケに行った。 最後に必ず歌う歌は「渡哲也」の日暮れ坂 なんのためにやすらぎに 背を向けて 何のために一人行く 日暮れ坂 ほこりに汚れた 上着を肩に 出会いと別れ 今日も重ねる 振り向いたら何もかも くずれさる 振り向かずに一人行く 日暮れ坂 ・・・・ 遠い道の果てで呼ぶ ものは 遠い道を一人行く 日暮れ坂 |
H21-8-13 森喜朗元総理にあまりに失礼ではないか |
森喜朗元総理にあまりに失礼ではないか。 昨日の報道ステーションで石川2区の選挙状況が報道された。森喜朗元総理の選挙区で、民主はかわいい女の子、と言っては失礼だが田中候補(33)を刺客に差し向けるという。 森喜朗元総理にあまりに失礼ではないか。鳩山御大自ら刺客となり刺し違えると言うなら、どっちが散っても天晴れと思うが、象さんに蚊の大群を送るようなことを平気でする民主。小学校の児童会の会長選挙ではない。 もう10年ほど前になるが社会党の土井たか子元党首の刺客は大前繁雄先生。確か兵庫県議を14期務められた。これなら土井元党首とて横綱相撲。散っても馬鹿にされたとは思はなかっただろう。 素人は神の国発言しか記憶にないだろうが、森元総理は社会党を潰した戦後最大の功労者。 私は民主党の森総理に対する扱いに対し、TVを見ながら涙が出てきた。 このことそのものが・・・・・・・もう日本ではないのか。 |
H21-7-18 総連抗議鶴橋デモ、拉致救出街頭署名 in 大阪鶴橋 |
【動画】 http://www.youtube.com/watch?v=Tl1lPdud75o H21-7-18 在日のメッカ大阪鶴橋で北朝鮮による日本人拉致、核・ミサイル実験。その資金源が朝鮮総連。北朝鮮、総連に抗議し、街頭署名・ビラまき・デモを行いました。 始まって20分ほどすると、何と10人くらいが妨害行動を。彼らの元気度は過去最高。駅前は大騒乱。しかし我らは挑発に乗らず一切無視し(ほんのちょっとだけ相手をしてあげたけど)粛々と。「妨害あり」の情報が入っていましたので事前に対応を検討。 内部でいろいろ意見がありました。しかし「相手の挑発に乗る人は帰ってください。」と厳しい態度でのぞみした。 殺し文句は「(怒鳴り合なら絶対負けない)オレが我慢するんだから皆辛抱せい!」左巻きと罵声の浴びせっこ。怒鳴りあいで勝っても何の意味があるのでしょう。 「我に正義あり」など自己満足。市民から見ればどっちもどっち、チンピラのいざこざに思われるだけだと思います。 肝があるならまだしも、群集心理で尻馬に乗って騒ぐことなどもってのほかだと思います。 私が輩への相手を一切止めましたので「ストレスが溜まった」というご意見もありましたが、我々はストレス解消のために運動をしているわけではありません。また、「増木さんは変わった。いつも率先して闘っていたのに。」とも言われました。私は何も変わってはいません。小人数での言い合ならストレス解消も目をつぶってもらえるでしょう。しかし総勢数十人で騒いだら大騒動です。 「相手が先にやった。」と言いたいわけでしょうが、そんなもの「だからナニ」という話で、後だしジャンケンでもやったらやった。 極端に言うと、一番格好いいのは、ボコボコに殴られ、それでも立ち上がり粛々と街頭署名を続ける。私はこう思います。 私達はこれからもここで何回も何回もしつこく粘り強く 、いくら妨害が入っても活動を続けます。それが私達、大人の「意気」であり、日本を駆逐する輩への鉄槌ではないでしょうか。 なお。妨害の紺シャツ君を「威力業務妨害」刑法234条で刑事告訴しようと警察に相談しましたが、残念かな難しいようです。 |
H21-1-23 「中国人で出てけ!」池袋街宣に思う。 |
1月23日 池袋街宣動画をアップ http://jp.youtube.com/user/masukidesk 池袋に中華街ができるという。中華街が出来ると街は死ぬ。大阪千里のセルシーの例を見れば明らかだ。皆「差別」という言葉に臆病になっていないか。確率的に犯罪者が極めて多い中国人を避ける。私は「差別しよう。」といっているが、言葉遊びはさておき、文化 の違う彼らと共生は出来ない。 マスキ という私の意見に、T様からたいへんありがたい激励の言葉を頂いた。調子に乗ってもう少し書かせていただきたい。 ありがとうございます。「中国人を差別しよう。」は論理的に自信があります。少数の言動で全体を批判するのは差別だと思います。しかし多数の悪行でその集団を罪人呼ばわりするのは確立統計。数学。 新聞に、「○○自衛官パンツ泥棒。」「これでいいのか。自衛隊の危機!」これが明らかな差別。パンツ泥棒の自衛隊員ってそんなにあちこちにいますか。例外の例外の、lさらに例外のはねっ返りでしょ。ところが、中国、朝鮮人の悪行は日常茶飯事。留置人は人口比で日本人の5倍とも6倍とも。中国、朝鮮人を見たら「泥棒と思え。人殺しと思え。(ちょっとオーバーか)」と言ってどこが悪いのでしょう。私の住んでいる豊中にはほとんどのマンションに中国語で「中国人のピッキング注意!」のポスターが張ってあります。 マナーが悪いのはまだ「文化の違い」で我慢するにしても、窃盗、傷害等になってきたら、「文化の違い」では済ませられないと思います。私が、中国、朝鮮人に「偏見を持っている」といわれる方があれば議論しましょう。但し、しっかり「数学」を勉強してからにしてください。 でも、この話にはさらに奥があり、「チャンコロ」というのは差別用語でも、侮蔑でもなく、「チャンコレン(中国人)」という言い方があり、むしろ「中国」が差別語らしいのです。私は確信犯ですから、中国人を侮蔑的に「チャンコロ」といいましたが、それが差別用語でないなら、今後は使うのを止めようと思います。 |
H20-11-24 橋下大阪府知事大阪府民と教育討論会 |
私は今まで、橋下教育改革を100%信頼していたわけではありませんでした。おかしいことは言わないがどこまで信じていいのやら、所詮橋下知事は芸能人、芸能人ごときが・・・・。という思いがありました。ところが昨日、知事の生の声を聞き・・・モヤモヤが全て吹っ飛びました。橋下教育改革を信じていいと思います。知事の主張は「教育環境を整えよ」という左巻き代表の意見に対し予算には限度がある。私はラグビーをやってきた。グランドに芝生を引いてナイター設備も欲しい。しかし公立高校にそんなことが出来るわけもない。野球部やサッカー部といっしょにグランドを使う。自分達だけがそんなわがままが言えるはずもない。そこで、淀川の河川敷に行き雑草を引き抜き、小石を拾ってグランドを作ったそして我々は全国大会にも出場した。アイデアを出せば何とかなることがいくらでもある。
子供が卒業したら待ち受けているのは劇的な競争社会。そこへ競争を否定した教育で生徒を送り出すのは無責任の極み。教育に必要なのは努力と忍耐。努力と忍耐を10回くらい反復。そして壁を乗り越え志望と夢が出てくる。それが教育だ。英吾でも数学でも、音楽でもいい。大工さんでもいい。がんばって欲しい。大筋、知事の話はこのような話だった。 また、影山委員は「一生懸命やっているということでごまかすな。プロなら結果を出せ」などと応酬し、全くの正論で、たいへん力強い対応に感動した。私が常日頃言っていることと全くいっしょ。 それはさておき、問題なのは昨日の討論会を企画した教育委員会。会場はヤジと怒号。そしてそれを放置する教委。不埒者を排除するわけではなく放置。「静かに!」とお願いしたという。お願いを聞き連中か。たくさんの係りを会場に配置しながら、見守るだけの職員。討論会終了後早速抗議しましたが、全くどこかの「学級崩壊」の教室。大阪の教育を象徴する光景でした。 開場まえの厚生年金会館前は左巻きグループが4団体、約30人でビラまき街宣。我々が15人。一応五分五分にはしてきた。ここ数日いろいろ考えた。悩んだ。街宣。あんまり品のいい行為ではない。品格を重んじるマスキクン(?)にはやはり引っ掛かるものがある。しかし、結果から言って、もし昨日我々がマイクを持って行っていなかったら、左組みの独断場。やりたい放題。一定の効果はあった思うが皆さんのご意見を拝聴したい。 ちなみに各テレビ局、マスキクンがドアップで放送されたとか。 討論会開始前の開場前での街宣、終了後ヤジを放置した府教委への抗議を you-tyubeにアップしました。
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H20-11-18 国民新聞元原稿 これが「日教組」の実態だ! |
もう17年ほど前の話になる。私は日教組、解放同盟連合軍に脅された。私は大阪の北部、大阪万博が行われた千里で35年間、大学生のときから学習塾をやっている。かなり昔の話になるので詳細は忘れている部分もあるが、ある日の夕方、塾の本部事務所に数人の男が訪ねてきた。残っている彼らの名刺を引っ張り出すと、 ・福井博夫 吹田市佐井寺中学校 「平成3年2月9日」のメモあり 「解放同盟は日教組の用心棒」まさに名言である。同和(解放同盟)のスローガンが「平等」。もちろん「機会均等」ではなく「結果平等」。日教組にとってもこの「平等」は運動として実に好都合なテーマ。平等であれば競争がないわけだからがんばらなくてもいい。のんびりと時間の経過を楽しんだらいいわけだからこれほど楽な仕事はない。その結果生徒がどうなろうが知ったことじゃない。自分等の子供は私立へ行かせればいいのだから。彼らはがんばった。組合活動に。その成果は街行くニートとフリーターの数を見ればわかる。そこでその「平等」を具現化する方法として「高校間格差をなくす。」という方法を連合軍は選択した。地元集中方式である。「成績に関係なく地元の高校へ行きなさい。」と言う指導である。大阪の第1学区は全国的にも誇れる進学地帯。難易度順位は前述の北野高校(橋下知事卒業)を筆頭に、豊中高校、池田高校、箕面高校、桜塚高校、刀根山高校、東豊中高校と続き・・・・・箕面東高校。公立高校だけで10数校ある(現在は少々学区変更)。箕面市を例に挙げると名門箕面高校をはじめ前述の箕面東高校がある。箕面高校に行こうと思えば、クラスで6,7番程度。平均75点程度は必要。それならば箕面高校にギリギリでいけない生徒はどうしたらいいのか。刀根山高校か東豊中高校に行けばいい。8,9番の生徒が行く学校だ。ところがこの両校は箕面市ではなく隣の豊中市。箕面高校と箕面東高校の間は大きな開きがあり、ランク的にはその間に数校が存在する。しかし箕面市の中学校では箕面高校にいけない生徒には地元の箕面東高校を勧める。進めるというより強要。隣の豊中市には行かせない。刀根山高校か東豊中高校に行けば十分大学進学圏内。近大、京都産業程度は十分可能。しかしハッキリ言って箕面東高校からはほとんど不可能。 また逆にもっと学力があり、クラスで1以下2位。北野高校へ行き橋下知事と机を並べ早稲田を狙おうとしてもそれもダメ。北野高校は大阪市内であり箕面市ではない。私は中学校の先生が生徒の進路を決めることがどうしても納得いかなかった。イデオロギー的なものより、先生が言えるのは「君がこの学校を受けると受かる確立は○○%だよ。」とか「この成績では苦しいな。すべるかもしれないよ。」この程度が限度ではないのかと思う。受験校を決める権利はどこにあるのか。どうしても納得いかなかった。それは本人であり親ではないのか。後でわかったことだが、おのれらの運動のため、将来ある生徒をどれだけ潰してきたか。当時は「日教組」という言葉も「同和」との関係もほとんど知らず、興味もなかった。子供の将来だけが心配で、可能性があればできる限り生徒の夢がかなうように、ただそれだけで生徒の応援をしている。私は福井県立高志高校。福井県ナンバー1の進学校である。かろうじて受かったものの、その校風たるや質実剛健。一切の自由と権利を認めない怖~~い学校であった。今でも担任に会うとよく言われる。「お前に『自由』を与えたら今頃どうなっていた。元祖ニートじゃないのか。」確かに当たっている。 ついでに話すと、日教組の組織率と生徒の学力は関係しない。日教組のパワーと学力が比例する。福井の日教組の組織率はほぼ100%。教頭も校長も組合員。ところが福井の福教組(日教組福井県支部)の実態は親睦団体。福井はチョ〜保守王国で、アカ鉢巻など締めて大阪や沖縄のような組合活動をすれば福井に住めない。福教組の活動内容は新年会と忘年会。新入り先生歓迎会、葬式のお手伝い。互助会的なもの。高校の同級生に何人も教師がいるが、皆一生懸命子供のことを考えている。だから学力トップは当たり前。また、教師の3割くらいは世襲。もちろん大分といっしょ
にはしないで欲しい。正々堂々の世襲である。だからバカなことは絶対出来ない。「○○の娘が××やった。」一族郎党、皆、即アウト! ところが問題なのは、
組合費の一部を中央に上納すること。それが組合活動に勤しんでいる地域に回る。要は過激日教組の資金源になっているのです。だから私は福井へ帰ると「君ら新年会を5回ほどやって、お金を全部福井で使い切れ、他へ回すな。」と言っています。 |
H20-10-18 国民新聞元原稿 「ストップ後悔!!」 橋本教育改革 |
学習塾 EICHIゼミナール 代表 増木重夫 さて、平成五十年。今から三十年後に私達が後悔すること。それは教育ではなかろうか。 街はニートとアジア系外国人があふれ返り、全体がスラム化。身震いする情景だ。 ところで、大阪は5兆円の借金。そこへ颯爽と登場した橋下徹、行列が出来る法律相談所からやってきた再建請負人。さすが弁護士、破産会社の整理の専門家。「収入の範囲で予算を組みなさい。これ以上の借金はまかりなりません。」と収支の正常化から手をつけた。ただ、これは実行が火星へ行くより難しい。同和、在日その他のいかがわしいグループの言いなりになり既得権益化した不必要な予算が積もり積もって5兆円。といったら言い過ぎだろうか。財政再建の要はいかに彼らを排除するか。私は基本的に高橋是清が大好きで、今こそ知事には「毎晩芸者を上げ、ドンちゃん騒ぎをやっていただきたい。」と申し上げたい。しかし財政悪化もここまでくると、一度線を引きけじめをつけることもやむをえない。先日「反対勢力に負けるな!ラガーマンらしく突っ走れ!」と大書した横断幕を持って府庁の前で気勢を上げてきた。 7月の議会で予算を通し、一応落ち着いた財政問題。知事は早速教育問題に取りかかる。彼は「教育問題をやるため知事になった。」と公言。そして「35人学級はいかがなものか。」と発言。私も全く同感で、要は先生の質。質を向上しない限り十人学級でも効果が上がるとは思えない。知事は単に予算がないからそう言ったのか、深〜〜い教育的配慮からかはわからないが・・・。 2学期に入って全国学力テストの市町村ごとの結果を発表するかしないかで議論がマスコミを賑わしている。知事は結果の公表をすべきだと示した。早速組合は反対。学力テストの結果はすなわち、教師の指導力の結果を意味する。いかなる言葉で否定しても保護者はごまかせないだろう。市町村ごとに結果を発表したら先生がサボっている地域がまるわかり。組合は「序列化につながる」などと建前の平等に危機感でももつのだろうか、自分達の「ぐうたら権」が侵されるから必死で拒んでくる。序列化のどこが悪い。世の中にはすべて松、竹、梅がある。学校の怠惰化の原因は、自由社会のエンジン「競争の原理」がストップしていること。ぬるま湯から温度が上がらないように組合は燃料の元栓を切ってしまった。ハシモトがんばれ! さて、この「全国学力テストの市町村ごとの結果発表」、実は私は基本的に反対。副作用が大き過ぎる。出来の悪い地域には最高の強心剤になり、教育問題を考える上では絶対必要。ところが経済問題を引き起こす。大阪の北部地域、豊中、吹田、箕面市等々は全国平均をクリアしている。ところがそれでも大阪は全国45位。ということは南部の方がいかに悪いか。地域格差は歴然。さて、それが公になると、そんな所に住む人がいるか。少なくとも、子持ちの転勤族なら絶対行かないだろう。関空の周囲(大阪南部)は地価が半分(これは冗談)になるかもしれない。だから「市町村ごとの結果発表」は経済格差を広げ、街の繁栄に重大な影響を及ぼす。突き詰めて言うと今回の結果発表問題は「教育」をとるか「経済」をとるかの究極の選択ではなかろうか。 知事は「教育」を選んだ。それなら私も・・・・。覚悟には覚悟で応援しよう。 |
平成20年10月15日 日教組の組織率と学力の関係 |
「福井」という単語が出た以上、福井で生まれ育ち、福井の名門校高志高校出身のマスキクンが一言言わないわけにはいかない。 福井の日教組の組織率はほぼ100%。教頭も校長も組合員。 ところが福井の福教組(日教組福井支部)は親睦団体。福井はチョ〜保守王国で、アカ鉢巻など締めて大阪や沖縄のような組合活動をすれば福井に住めません。この大人しい私でさえ福井へ帰れば異端児です。福教組の活動内容は新年会と忘年会。新入り先生歓迎会、葬式のお手伝い。互助会的なものです。高校の同級生に何人も教師がいますが、皆一生懸命子供のことを考えています。だから学力トップは当たり前。また、教師の3割くらいは世襲です。もちろん大分といっしょにはしないで下さい。正々堂々の世襲です。だからバカなことは絶対出来ない。「○○の娘が××やった。」一族郎党、皆、即アウト! ところが問題なのは、組合費の一部を中央に上納することです。それががんばっている地方へ回る。要は過激日教組の資金源になっているのです。だから私は福井へ帰ると「君ら新年会を5回ほどやって、お金を全部福井で使い切れ、他へ回すな。」とい言っています。 福井は組織率はチョーハイですが、活発度はチョーロー。教員数×組織率×活発度=日教組のパワー 地域日教組のパワーと学力は綿密に関係があると思います。 |
平成20年9月25日 教育委員会と組合の関係 |
(2008年09月25日 読売新聞)
学力テスト結果 吹田市教委は非公表 大阪府の橋下徹知事が公表を求めている全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の市町村別結果について、吹田市教委は24日、「序列化などの恐れがある」として非公表を決めた。市教委に非公表を要請し、「知事への宣戦布告」と話していた阪口善雄市長は「適切な判断に敬意を表する」とコメントした。 一方、橋下知事は同日、府庁内で報道陣に、「非常に古い教育観で、吹田市の子どもたちがちょっとかわいそう。もっと冷静に、学力、教育について勉強してほしい」と述べ、阪口市長を批判した。 本日吹田市教育委員会教育委員長に面談を申し入れました。
さて、会ってくれるかな。 マスキ
-----Original Message----- From: Michio Ochiai [mailto:mochiai@sea.plala.or.jp] Sent: Thursday, September 25, 2008 6:56 PM To: 百人の会 Subject: Re: 全国学力テスト 吹田市の答え 増木 様
落合
詭弁対応について
学力テストに公表について、格差が出来るから隠す、という詭弁があります。これをどう論破したらよいか、考えて見ました。
1.「格差が悪い」と仮に認めた上での反論。矛盾の例を出して追及する。
就職試験は格差による差別ではないのか。それともあなたが市役所に就職できたのはコネだったのか。そういうとなんと答えるだろうか。
2.「格差が悪くない」として結果の公表を要求する。
教育は何のためにするのか。よりよい人格形成とよりよい就職のためではないのか。 就職の機会は競争である。能力のフェアな競争を否定するのか。また教育の成果評価は、市民が投資した税金の効果を知るために必要である。教育投資に格差が出ているのなら調べなければならない。隠す理由にはならない。
彼らに対し、論破は無いよりあったほうがいい程度で、基本的には全く無意味です。論破したらテストの結果公表するかといったら、また次の理由を出してきて公表しない。今までの経験から、議論ほどむなしいものはありません。「公表しない」という結果ありきなのです。
昔は一生懸命理論武装し正攻法で戦いました。最近は議論は一切考えません。抗議行動あるのみ。「公表しないことはイヤダ〜〜」のみです。教育委員会は組合に言われ公表しないだけのことですから、組合以上の大きな声で「公表しろ!」といったら良いだけで、ハッキリ言えば、組合と我々とどっちの脅しが功を奏すかと言う話しだけだと思います。
これが現実です。その脅しの第1歩が面談の申し入れです。要は面談などどっちでもよく、言いたいのは「増木が宣戦布告しますよ。」という意味なのです。吹田の市教委も当然私の作戦を知っていますから今頃頭を抱えているでしょう。 下品にお思いでしょうが、この手の戦いには「紳士は百害あって一利なし」結局左翼は今までこのような乱暴な方法で世の中を自分らの都合のいいように変えてしまったのです。それを元に戻すには同じ方法で、同じ期間が要るのかもしれません。 マスキ 昨夜(10月1日)、吹田市役所で吹田市教育長、教育委員長、教育監らと学力テスト結果非開示の件で面談。私は教育委員全員を集めろ。逆団交をやろう。と前日持ちかけたが、今日の明日ではさすが無理のよう。教育委員長は会ってみるとなかなかの紳士。私の話を誠実に聞き、真摯に応えてくれた。「教育委員長の首をとってやる。」と息巻いて乗り込んだが・・・・。私が教委に取り込まれたのだろうか。頼りないマスキクン! 教育長いわく、いきなり一般市民から「出てこい」と命令口調で言われたので戸惑ったのだろう。とのこと。確かに教育委員長の自宅にいきなり電話をかけ「出てこい」というのは私くらいかもしれない。一応昨日のところは私の負け。 要旨は、「10月15日をめどに吹田市独自の結果を発表する。知事に予算をカットすると脅かされ、ただ単に数字のみを発表したようなところとは違う。発表を見ていただいてそれでも納得いかないなら、抗議でも街宣でも何でもやってくれ! 期待してくれ。自信がある。」と教育長は開き直る。 後は延々と橋下知事に対する愚痴。「クソ教育委員会」と「予算カット」は相当カチンと来たらしい。私が別に橋下知事の回し者でもないのに知事に対する不満を語気荒く私にぶつけてきた。教育長には何度もお目にかかっているがこんなのは始めて。相当頭にきているようだ。 夜10時頃まで教育長室に監禁され、吹田市教委はキッチリやっていると私を洗脳。半分くらい洗脳されたかも! いつもは居座り警察が来るまで帰らないのに昨日は逆。私が根負けし立ち上がると「もう帰るの!」と教育長に言われスゴスゴ退散。とりあえず、15日の発表を見ることにする。 |
平成20年9月22日 西宮市の組合の実態 |
先日、下記のようなメールをいただきました。 メールありがとうございます。 私の父は海上自衛官として佐世保の警備隊指令としてもうじき定年を迎えようとしています。 父が自衛官であることで、私が小中高と、左翼教師に「君のお父さんは自衛官なんやってなぁ、ふーん」と何か悪い仕事をしているかのような軽蔑の目で言われたり、社会の歴史授業で、自衛隊発足の場面を習う時にも、憲法9条があるから自衛隊は法律違反なんだ」と確か板書までさせられた記憶があります。もちろん、その担任は私の父が自衛官であることを、家庭状況調査票で把握しています。また、潜水艦なだしおの衝突事故の際も、担任から「沼田、自衛隊が大変な事故を起こしてるぞ」と、まるで自衛隊が民間の船を沈没させたかのようないいぶりで言われたこともあり、さまざまな差別を受けてきました。 そのような事もあって、家族共々、もともと漠然と左翼は嫌いで、保守的な考え方でしたが、特に政治的に関わるというほどでもなく、穏やかなに生活してきました。せいぜい新聞を朝日でなく産経を読む、というくらいです。ですが、私が新任として茨木の小学校に赴任し、ほぼ全員が日教組組合員という中で、着任直後から、歓迎会などの名目で先輩教員や本来非組合員であるはずの、教頭からも「組合はええぞ」とか言われ、さらには新任指導教諭からも、毎週の授業指導の度に「組合にどうして入らないの?」「組合で勉強してる人はみんないい先生になっているよ」と言い続けられ、結局半年非加入を続けましたが、ストレスがたまり、耐えられず、組合に入らされ、それがきっかけで、思想的な事を少しずつ考えたり意識するようになりました。 組合に入ることで、左翼に荷担してしまい、変な考えに洗脳されてしまわないように、という気持ちと、もともと保守といっても、ほとんどいろいろな問題(憲法、平和教育、人権教育、教育基本法改正、性教育など)についての、自分の考えがまだまだ勉強不足ですので、どこかでそれを学び、いざというときのために、議論できるよう、理論武装しておきたいという気持ちで、少しずつですが、勉強していきたいと思っております。 大変失礼ですが、先生は何歳でしょうか。くれぐれも血気に走らないように。左翼と戦うには戦略が必要です。今、爆弾を抱えて組合に特攻をしても世の中何も変わりません。5年、10年かかって何をするかが一番大事。先生が仰るように、大変僭越ながらまず第1に感性を磨いてください。おかしい物に「おかしい」と感じる感性が一番大事だと思います。バカな連中の中にいるとバカが移ってしまうことが多々あります。このバカの伝染が怖い!! 自分の座標軸をしっかり保持し、「ブレたらアカン。」と意識せずともブレないことが一番大事だと思います。そして2番目に理論武装。私は、感性が1番で2番目が理論だと思っています。今は先生の「思い」を顔に出さず、バカの中で生き抜くことに全神経を集中してください。これがつらいと思います。心を虚しくしなければならない時もあるかと思います。さて、私は私自身、特に保守とは思っていません。勿論左ではありません。「普通」「リベラル」と思っています。ただ周囲は私をチョ〜〜保守と思っているようですが・・・・それは周囲の勝手!!?? ただ「おかしいこと」には敏感です。 > チラシ、パンフレット・・・何でも送ってください。 > 我々が最も欲しいのはこの情報です。具体的な特定できる情報を下さい。 > それをいかに使うかはそのときの具体事例でご相談。 今後、わかり次第ご報告させていただきます。すでに過ぎてしまったのですが、○月○日(○)の午後4時から、○○○市民会館大ホールにて、○○教組主催(後援:○○市、○○市教委)の教育講演会がありました。 講師は○○氏、演題は「○○○○」です。 その日は、職場の組合分会で原則として全員が参加するように指示があり、午後3時過ぎから、順次学校を出て行き、職員室はほぼ空っぽになりました。おそらく、市内の会場付近の小学校で同様の状態だったと思います。勤務時間は午後5時までです。 教頭は一応「年休(時間年休)を取ってますよね」と皆に形だけ声をかけていましたが、みな年休の申請なく、勤務状態のまま参加しています。今年3月までいた前教頭など、声すらかけず、「お疲れ様です」と送り出していました。 組合のチラシに「午後4時開始」と書いたものがあります。これも同封させて致します。 ※添付ファイルで、チラシの該当部分を添付させていただきます。 このような事例の場合、○月○日の勤務状況について監査請求など、何らかの方法で、圧力をかけることは可能なのでしょうか?せめて、参加した全員に「年休申請」をさせるだけのことはさせたいと思うのですが・・・。 実はこの手の事案が一番面白い。要は詐欺ですから一番攻撃しやすい。「月給泥棒」・・・・・仕事に対する評価はなかなか価値基準が違うので問題にしにくいわけですが、年休を取らず学校にいなかったということは職場放棄であり、さらに給与を満額受け取っていれば詐欺になるわけで攻撃できます。 問題は立件。 とりあえず明らかに学校を早退し講演を聴きに行った教員の名前を3〜4名教えていただけませんか。そしてそのままストレートに言い出すと今から出勤簿を改竄し、「年休は取った」といいますから改竄できない保全を講じてから攻めます。これは議員にお願いするのが一番ベター。また、監査請求では個人の部分はスミ塗りになりますから難しいと思います。 また、少々荒っぽい方法として(警察の許可を取り)学校の前でビラまきをするという方法もあります。これも先生の固有名詞が入った方が効果百倍。 卒業式のときの国歌斉唱不起立教師を立たすときこの手をよく使います。3月の卒業式の件を問題にすると4月の入学式ではほぼ100%立ちます。 〔ご参考〕 http://mid.parfe.jp/kannyo/suita/H19-20/H20-4-6-aoyamadaibira.htm http://mid.parfe.jp/kannyo/suita/H19-20/H20-3-18.htm 他に、これもだいぶ前の話になりますが、今年1月に○教組が賃金改善のためのストライキを計画しておりました。直前の夜中に妥結したようですが、前日校長名で「明日は組合がストを予定しております。つきましては、1,2時間目の自習の用意を持たせて下さい」という校長名の文書を各家庭に配布しました。 もう一つ、毎年5月に組合の定期大会が○○市立○○小学校であり、そこには、必ず全組合員が出席しなければならないことになっています。ここでも開始時刻は3時半だったりします。これから、いくつかの違法な教員の勤務状態があると思いますので、情報が回ってきた時点ですぐにご報告致します。 |
平成20年9月12日 学力テストの市町村公表に思う |
先日、下記のようなメールをいただきました。 先日は沖縄集団自決の訴訟の公判の案内をありがとうございました。仕事のために行けなかったのですが、状況は後の報告で確認させてもらいました。 本題の「全国学力テスト」ですが、この点数が何を意味するのかを誰も理解してないのが不思議です。少なくとも教育に関わるものなら誰でも知っていなければならないことです。現場にいなくても教職課程を勉強していれば理解しているはずです。 基本中の基本なのですが、学力テストの点数は"教えた教員の成績"を表してます。教えられた子供の学力を表しているわけではありません。テストなんて、受験→答え合わせ→間違った箇所の復習→受験→…、を繰り返せば満点になります。少なくとも高校までの勉強はその程度の簡単な内容しか教えられてません。 初回のテストの成績は、子供がどれくらい理解しているかを表してますが、逆に言えば教員がどれだけ子供に理解させているかを示してます。 このような基本を踏まえた上での橋下知事は教育委員会を責めています。対する教育委員会は、このような基本を知らない人が大半であることを承知した上で、理解してないのを子供のせいにして責任逃れをしようとしてます。そのことを理解した上で学力テストの成績を公開するべきでしょう。 確かに学力テストだけど子供の能力を計ることはできません。もちろん教員の能力も然りです。しかし、教員の能力の一部を計れる(解らないところを繰り返し教えているかどうか等)ことは紛れもない事実です。 「繰り返し」(丸暗記)を行えば満点は極論にしても、8割の生徒が70は取れるでしょう。これが私の塾の方針です。70を取ってから80の心配をしろ。といつも言っています。学力テストの点数は"教えた教員の成績"・・・全く同感です。だからその地域の教員の成績がわかってしまうから、教委は公表を嫌がるわけです。 私は公表反対派です。理由は経済への影響です。大阪北部は全国平均を超えている。それなのに大阪はブービー賞。ということは大阪南部方面はいかに悪いか。そのようなところに人が住みたいと思いますか。特に子供がいる家庭。関東からの転勤族は絶対嫌がるでしょう。南部はますます地盤沈下。 日本会議大阪の丸山氏は公表せよ派の第一人者で、早くからこの問題に取り組まれておられますが、この件だけは私と意見が分かれます。教育の問題だけを考えると絶対公表すべきです。「競争の原理」を拒絶することが学力低迷の第一原因だからです。 多少の地域格差が広がることを覚悟で教育優先で行くか、教育犠牲で地域格差を抑えるか。という問題だと思います。 お返事ありがとうございます。 読ませてもらったのですが、本題とはずれるのですが、大阪は恵まれていると思いました。公立だけで私は滋賀に住んでおり京都に越境入学したのですが、京都や滋賀では公立が悪いので生徒は私立に行ってしまいます。 大阪も全く同様で、公私高校の進学状況を見れば一目瞭然。特に現役合格者数。私も塾長として、生徒には(経済的余裕があるなら)私立を勧めます。 そこで一句 優秀生 公立(高校)行っておバカさん おそまつクン 公立(高校)行って優秀生 冗談は抜きにして、中の上の生徒が私立高校に行き、きっちり3年間しごかれ優秀生になって卒業します。逆に、公立は中3の上の生徒は結構行くのですが、3年間遊びほうけて現役ではほとんどそこそこの大学には行けません。もともと力はある連中ですから、1〜2年浪人し、何とかまともな大学に行っています。 私立に行くということは、 所得が多い親の子供が高いレベルの教育を受けて、所得格差をより広げることに繋がります。 優秀生、劣等性は世襲する! 現役での国立への進学がほぼ0に等しい公立と半数が国立で数十人が京大や東大へ進学する私立の高校を比較すると多少の学費は安いものと言わざる得ません。そういうことから公立だけで議論が成り立つという意味で恵まれていると思います。 本題に戻りますが、私立と公立の関係を知る近くの府県から見ると、大阪は学力の地域格差が広がっても取り戻すことができると思います。 さあ! それはどうでしょうか。そういえば、大阪で私立は圧倒的に北部に多いようです。我、敬愛する橋下知事も「私学助成金をカットする」と言い出しました。これには我々は猛反対! 弊会の作戦は、私立のレベルをもっともっとドンドン上げよう。そして私立に公立を引っ張ってもらおう。というものです。 |
平成20年9月7日 国家たるもの |
今朝、フジ系の「皇室ご一家」を視聴した。その中で皇太子殿下がトンガ王国の国王戴冠式にご出席されたことが紹介された。 はて、トンガ王国・・・・たしかラバウルの南のほうの・・・・。この国の国力は、GNPは?・・・・・わが街豊中市より。というよりわたしの町内程度といったら失礼だろうか。 さて、戴冠式が行われ、それから新国王のパレード。どこの国にでもある風景だ。そして祝賀会。美味しそうに豚の丸焼きを食べている。ちょうどホームパーティの規模。王家のご家族といっしょに殿下がほほえましい。 ちょっと話を戻し、パレードについて。 日本でも今上陛下のご結婚のときのパレードはTVでしばしば見るが、このトンガと日本はパレードの様子が根本的に違う。世界常識としてトンガが違うのではなく、日本が違うのであろう。何とパレードの一部分を「国軍」担っていた。人数は100人か200人程度だろう。 「おもちゃの兵隊」と言ったら失礼だが、まさにおもちゃの兵隊。しかし、胸を張りどうどうと行進している。これが国家ではなかろうか。軍事力は日本の何分の一などと計算できない微少。しかし建前上、日本は防衛力はあっても軍事力は0。国軍を持たない日本。日本はひょっとしたら偉大なピーマン(中身が空っぽ)。国家としてトンガより劣るのでは。 |
平成20年9月2日 ジャーナリストの桜井佑子お姉さまから、先日の秋葉原の通り魔事件について意見を求められた。 |
通り魔のお兄ちゃんは究極の自己中。 小さいときからちやほやされて育った。成績もまあまあ良いようだ。だから子供の頃は色々なグループでまあまあ認められていた。リーダーだったのかもしれない。ところが社会に出るに従い、頭でっかちで、たぶんKYだろう。徐々に当然のことながら周囲から無視される。ところが本人はその理由がわからない。だからますます自分を出す。出せば出すほど嫌われると言う悪循環。 俺はモテルはずだ。ところが現実はそうはいかない。自己矛盾。私みたいに常日頃から「振られる練習」をしておけばいいのに。今の教育では「修身」を教えていない。自分がもてないのは周囲が悪い。周囲に仕返ししたい。・・・・通り魔! 塾でも「通り魔」一歩手前はしばしば入塾する。原因はすべて社会。学校。 学校は何を教えるべきか。「集団の中でいかに生きるか。」この一語に尽きる。ところが現実は「集団の中でいかにわがままを通すか。」を教えている。自分らしさ。子供が中心。好き嫌いを認める学校給食。それをおかしいとも思はない社会。人権人権と言いつつ、教えているのは 自分だけの人権で相手にも人権があることは教えない。「自分が大事」と教える限り、他人の命を大事に思う心は育たない。 |
平成20年9月1日 来春の「昭和の日記念行事」の実行委員募集の呼びかけを任されましたので作ってみました。 |
各位におかれましては、ご清祥のこととお喜び申し上げます。 来年で、第4回を迎えます「昭和の日」記念行事。より有意義な、価値あるものにいたしたく、実行委員を募集いたします。 私の親父は昭和4年、横浜生まれ。日本は世界恐慌のあおりを受け、徐々に苦しくなっていき、♪財閥富を誇れども、社稷を思う心無し♭ の頃です。中学のとき戦争が始まり、高校のとき終戦。B29を眺めながら買出しに行ったと聞かされてきました。父の先輩、親戚の人たち。多くの人たちがこの戦争でなくなりました。そして日本の繁栄と幸せをひたすら念じながら、残された家族や、全ての日本人、国家を総じて「天皇」と表し、「天皇陛下バンザイ!」ということばを遺して。 そして戦後。福井の叔父のところに養子に行き、昭和27年、サンフランシスコ平和条約とともに私が生まれました。当時は貧しかった。いや、貧しかったらしい。私の家が、というより日本全体が安倍総理が大好きだったという「オルウェイズ3丁目の夕日」。東京タワーがつくられたころの話です。私の小中学校時代の親父に思い出は、毎日とにかく休み無し。朝から夜遅くまで働いていた。高校入試で夜遅くまでの勉強をしていたワタシが寝るより親父の帰宅のほうが遅かった。 そして新幹線の完成。東京オリンピック、大阪万博。高速道路網の整備。日本は発展の一途をたどりました。とともに私の家も少しづつ余裕が。そして今の日本の繁栄。私たちは今、この繁栄にどっぷりつかりきり、大事なことを忘れていませんか。今の子供や若者はこの繁栄が天から降ってきたように思っている。いや、自分で作ったとでも。ネコやイヌ、机や椅子までも家族と呼ぶが、我々のため、命がけで戦ってきた祖父母は家族とも思はない。まして先祖のことなど。 平和、平和と声高に叫ぶ今日この頃。ところが現実は拉致や竹島問題で象徴されるよう、平和と程遠いもの。真の平和は正しい歴史を理解し始めてなしえると考えます。戦後誤った歴史を教えられ、祖父母や先祖に感謝することを忘れてしまった子供や若者。彼らに感謝を強要しても何の意味もなく、自ずから自然の気持ちとしてそう思う。そして誇りと自信に満ち溢れた、本当の平和日本を建設する。そういった若者を育成するため、先の大戦で亡くなられた方々の思いを今一度思い起こし、今日の繁栄の礎を構築するため昭和を支えた祖父母の汗を話し、そして常に我々の精神的支柱であった昭和天皇に感謝の意を表すため、来春も「昭和の日」記念行事を催したいと思います。知恵と汗を提供していただきたくご協力をお願いいたします。 |
平成20年8月31日 今年の12月7日予定の「大東亜戦争顕彰講演会」の案内書を任されましたので案内文作ってみました。 |
大東亜戦争(太平洋戦争)はなぜおきたのだろう? おじいちゃんたちは何のために、誰のために戦ったのか 忘れてはならない。おじいちゃんたちの遺言(ことば) 「先の大戦の遠因は人種問題であり、近因としては石油問題であった」昭和天皇のお言葉です。簡にして要を得、本質を衝いたものと改めて感銘いたしました。 先の大戦がなぜ起きたのか。私達の父や祖父が何のために戦ったのか。誰のために戦ったのか。今さら言うまでもありません。ところが今の学校ではまるで彼らが犯罪人であったかのように教えます。沖縄の集団自決、従軍慰安婦、南京大虐殺、百人斬り・・・ 学校で間違った歴史を習った若い人たちに、今一度歴史の事実を、先の大戦で亡くなられた方々の真のメッセージを伝え、そしていっしょに今の日本の繁栄を感謝しつつ、若者を信じ、明日の日本を託したいと思います。どうか貴兄のご参加はもとより、若い方々へのお声かけをよろしくお願い申し上げます。 |
平成20年8月3日 中途半端だからいろいろ言われる |
昨朝なにげなくテレビを見ていた。シンクロの武田美保選手。競技のときの化粧はケバイがこの日は薄化粧。先ず、チョ〜美人でびっくり。司会者が「なぜそこまでがんばったのか。」と質問。彼女は、「小、中、高、それ以降もずーっといじめられた。誹謗中傷も並半端なものではなかった。毎日毎日イヤでイヤでやめようと思わなかった日は無い。そのとき監督から、『中途半端だからいろいろ言われる。彼らとどっこいどっこいだから狙われる。ぶっち切れ。 彼らの手の届かない選手、格の違う選手になれ。』と言われた。だから私はいじめられるのがイヤで必死でがんばった。」と笑顔で答えていた。 ちょうどその1週間前、福井洋平氏から私は同じような質問を受けていた。 そのときは「いろいろいわれるのイヤだしー・・・やらな仕方ないしー、・・・誰もやらないし・・・」 などとあいまいな返事をしていた。今、福井氏の質問にはっきり答えたい。 『中途半端だからいろいろ言われる。彼らとどっこいどっこいだから狙われる。ぶっち切ろう。』と。 武田選手は28歳。私の半分くらい。彼女から教わった。 |
平成20年7月19日 無責任な誹謗中傷はやめよう |
昨日仲のいい友人から伝聞の伝聞の話しを聞きました。 「増木が芦屋でバイトを大量に雇いカンパ集めをやっている。」 と言うものです。確かに5年ほど前、「救う会大阪」で2、3回芦屋で署名をやり 数万のカンパを頂き(もちろん帳簿にあがっています)、そのとき「芦屋はカンパの集まり方が他の地域に比べ高額である。」という 趣旨の発言をしたことを覚えています。また百人の会では事務作業のため 月額5万円のバイト料を総会で認めてもらっています。この辺の話がごっちゃになり N氏(後述のN代表とは別人)らが面白おかしく吹聴し冒頭のうわさになったようですが、 「子供と遊んでいた。 蚊を殺した。=子供を殺した。」 という論理にただただあきれ返ります。 以前に「増木は3億円横領した。(S氏じゃあるまいし)」とかいろいろな話を 山ほどされていていますから、私はいわば、誹謗中傷されるベテラン。誰に何を言われたのか、誰が何を言ったのかはそのほとんどがその日のうちに耳に入る情報網もあります。特にネットでは悪役として有名ですから今さらなんとも思いませんが、 順風満帆の幸せな人生を歩んでいる普通の人、「誹謗中傷される初心者」 がこの手の風評を聞いたらどうでしょう。立ち直れなくなりませんか。 固有名詞を出すまでもなく、内容から何のことかはお分かりと思いますが、関西には台湾との交流、最終的には日台国交正常化を目指す任意団体があります。 そこのN代表は私と違って温厚と誠実を絵に描いたような紳士、人格者。 ところがある日突然、 @情報を秘匿している。 A勝手に「馬英九」に会った。 B会のお金を流用した などとあらぬうわさを流し、この会の幹事の一人が行動隊となってクーデターを起こしました。会員名簿を基に会員の引抜き、脱落工作等イヤガラセの限りです。3年ほど前、ある人たちが、このN代表に今回N代表が言われている様なことを言い、「救う会大阪」を沈没させようと画策したことがあります。全く同じ手口なので 「よく同じことが出来るな! アホちゃうか!」と笑っていますが。 もちろんN代表が安易に人を信じたことがトラブルの原因で、不明の極み一般の会員に対して謝罪し、反省しなければならないことは言うに及ばずです・・・・。 さて、この会のN代表はケンカ初心者。潔癖症で几帳面。真面目な彼は聞き流すという 高等テクニックを会得しておらず、真正面から「汚名を晴らす」と必死。 しかし私はN代表に「放っておけ! バカ相手に一切の弁解も釈明もするな。相手にするな。」 マイペースマイペースと説得しています。 @の情報秘匿の件は、時期が来るまで話せないだけのこと。 N代表は長年の付き合いから台湾代表部の新任も厚く、マル秘の話もたくさん抱えています。 聞けば国際問題に発展しそうな、墓までもっていかなければならない背筋が凍るヤバイ情報もいっぱいあります。そんなことを(こう言ったら失礼だが)一会員にベラベラ話せるわけがない。 A「馬英九」に会った話は全くの嘘八百。「会った」というなら場所、日時を特定されたい。仮に百歩譲って「会った」としたら、それがなぜ悪いの?私はわかりません。 B会のお金を流用した・・・・この会の年間会費は60〜80万円程度とお聞きしています。代表は年間5〜6回は訪台、月数回台湾要人と親睦会。 その経費は、年、少なくとも100万円。それが10年で1000万円。この会は代表の そういった付き合いの中から構築した信頼関係で会に情報が入り、会が成り立っています。 去年私はその恩恵をまともに受けています。台湾の双十節(国慶節)に娘が政府招待で行ってきました。普通一般人がありえない話です。 この双十節にはクーデターを起こした面々も参加しました。彼らには義理とか情などというものは存在しない犬、畜生・・・・かわいそうな連中ですから・・・話を元に戻し、さらに集会の赤字の補填等。もちろん簿外で全て彼のポケットマネー。 会の運営にかかる経費の全てを代表一人では負担しきれないので一部を会費で賄っている。だけにすぎません。要は「野口会」で、皆その恩恵によくしているわけです。全てN代表が日台の友好を願うからです。流用などとは論外の話で、仮に事実であったとしても、だんなが嫁の財布からタバコ代を持って言ったような話。子供(一会員)が口を入れる話ではありません。 私も「公私混同するな!」とよく言われました。「公私混同させるな!」と言いたい。 N代表も、当百人の会も公私ごちゃ混ぜでやっているから維持できているわけです。 クーデターを起こした目的は色々考えられますが、嫉妬の絡んだ、この団体の「価値」の乗っ取りだと 私は思っています。この乗っ取り画策犯は我々とは価値観を異にする唯物論でしか行動できない 人たちですから、これはもうしようがありません。 しかし、そういったデマや風評に惑わされないよう、物事の一片や表面だけを見ることなく くれぐれも本質を見ていただきたいとお願いしたいわけです。 今までに保守系の運動体で、このような誹謗中傷で消えていった、また、嘘八百を真に受け やる気を無くした方々がどれほどいるか。これが我々保守運動が今ひとつ盛り上がらない重要な要素ではないでしょうか。 私くらい面の顔が厚いと「屁」とも思いませんが、普通の人はたいがいこの誹謗中傷に嫌気がさし参ってしまいます。それこそ商売じゃあるまいし、儲かるわけでもないのに(儲かるか儲からないかは自分でやってみてください。運動で儲けた人がいたら私はその人を師と仰ぎます。イヤ一人いる、S氏)なぜこんな言われなき中傷を受けなければならないのか。 私みたいな筋金入りのバカでない限りできるものではありません。 他団体、他組織に対する誹謗中傷、デマ、風評の連鎖は絶対やめましょう。気にいらなければ自分がそこに参加しなければいいだけです。まして乗っ取るための手段として相手を貶めるなど言語道断で、その片棒担ぎは絶対やめましょう。 |
平成20年6月15日 台湾の遊漁船の領海侵犯に思う |
日本は本当に幸せな国だと思います。国土、国民、民族、政府が一体です。 閣僚の半分が帰化人と言うわけでもなく、同和だと言っても民族が違うわけではありません。
「ねじれ」と言ってもせいぜい参議院と衆議院がねじれている程度。
ところが世界には国土、国民、民族、政府がばらばらの国がいっぱいあって、台湾などもその一つでしょう。内省人、外省人。国民党は中国系。政府は中国系。全てがイコールの一般の日本人には分けがわかりません。
今回の台湾の領海侵犯。専門的に考えるとどこにどのように抗議しなければならないのか難しい問題だと思います。だから台湾(駐日弁事処)に抗議するのが最もベストかと言うと疑問です。しかし、単純に考えて台湾の船が領海侵犯をした。だから台湾の(事実上の)大使館、領事館に抗議する。これが自然だと思うのですが。
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平成20年6月1日 日本人的なる「勝利定形パターンの」勝訴 |
教育正常化裁判 事務局 増木重夫 足立十六中教育正常化裁判控訴審(東京高裁)増田都子元教員 VS土屋・古賀・田代都議展転社 弁護士 徳永信一、勝俣幸洋 判決・・・原判決中1審被告ら敗訴部分を取り消す。 勝った! 一点の染みもない完全勝利。ここ1年余り、百人切り訴訟、沖縄集団自決訴訟等、夏淑琴裁判等残念な結果に終わっているのでこれほど嬉しいことはない。 特にこの手の裁判は勝敗が当人の利害と言うより日本の行く末に多大な影響を及ぼすのでなおさらである。 判決をいただいた4月17日から1月半経った今、あらためて勝因を考えてみたい。 私が最も思うのは、日本人的なる「勝利定形パターン」をきっちり全員が守ったからではなかろうか。日本人的なる「勝利定形パターン」というのは(事実上の)リーダーの号令一喝! 全員が自分の持ち場をきっちり守る。ということだと思う。 今回の我陣営は主任弁護士は徳永信一、勝俣幸洋弁護士が名参謀。 特筆すべきは勝俣幸洋弁護士の日本一の名参謀ぶりである。 徳永弁護士は弁論の柱を構築し、そして勝俣弁護士が薄いところを厚くする。 戦略を徳永弁護士に任せ、勝俣弁護士は女房役に徹した。徳永弁護士は皆様もご存知のように、天真爛漫、ひまわりがひまわりをつけているような人、理科の実験室で目を輝かせている少年のような人だ。法律家としての好奇心で動く人。細かいことは気にしないからいつもまわりをハラハラさせるが、法律戦略家としてこれほど頼りになる人はいない。勝つか負けるかは周囲が彼を活かせるか否かではなかろうか。 裁判が終わり、毎回報告集会をやる。全部終わってから祝勝会もやった。また懇親会もやった。そして弁護士に挨拶をお願いする。徳永弁護士が話し、続いて勝 俣弁護士が話す。彼の話の定型句「今、徳永弁護士が全部お話されましたから私から話すことは何もありません。あっ、ただ1点だけお話しします と・・・・。」 そして報告会であろうが、懇親会であろうが、必ず端のほうに座られ、我々があわてて真ん中に座りなおしていただくのだが、謙虚なお人柄。謙虚のための謙虚 ではなくお人柄が謙虚。根気よく自らの役割に徹する「いぶし銀」のような人である。この裁判が始まってから10年近くなる。傍聴券獲得抽選の列で勝俣弁護 士の奥方を見かけたことは1回や2回ではない。事務所の方々も同じであった。そしてボソッと「いつもいけないんで申し訳ないです。」といわれる。恐縮の極 み。いつもニコニコで威勢のいいことを言うわけでもない。一見文人書生風だが常に自己に厳しい気迫の人。彼ほど頼りになる弁護士はいない。 話を被告に戻そう。古賀、田代、土屋都議、藤本さん(展転写)。これはもう古賀先生の圧倒的リーダーシップ。古賀先生は調整型の典型。弁護士との連絡、応援団への指示。そして応援団を最大限こき使う?? 田代議員は証人尋問で増田元教員を「足の裏の黒子」と言いたい放題。負けじと土屋先生は裁判前、裁判所の前でアジ演説。 応援団長小林正先生は集会毎に必ず本件裁判の背景と意義をわかりやすくお話され、事務局長三輪和雄も集会の要所要所であのダミ声で煽りたてる。野牧先生は 皆様からお預かりした軍資金を懐深く抱えている。私(増木)は皆様に裁判の案内、集会のご案内等連絡係りに徹した。そして裁判所の前で西村修平氏率いる 「主権回復を目指す会」が直接増田陣営と対峙し相手を追っ払う。全体のリーダーがいて各々の班毎のリーダーがいた。そして各々がキッチリ自分の仕事を為した。 我々は「正義があった」から勝ったのではない。正義があってもみんな負けているのが昨今の裁判事情である。 名リーダーの定義・・・周囲をこき使って尊敬される?? |
平成20年2月5日 JT大阪支店に抗議 |
本日、14:30、私(増木)、前川、中谷、3名は大淀区のJT大阪支店に抗議。 対応した担当部長は対応に無礼は無かったが事態をあまり分かってない。東京本社に伝える。の一点張り。玄関前で待機している市民への謝罪要求には素直に応じ謝罪。 昨日、JTに抗議に行ったときの感想は、JTの社員は中国に特別な警戒心を持っていないということ。輸入品が中国だからといって特別なチェックはしていないという。相手が中国であろうが、カナダであろうがアメリカであろうが同じ扱い。今回は毒餃子だからまだいいが、コンテナを空けたら時限式核爆弾が入っていたなんてこともありえる国。中国のしいたけは1ヶ月くらいもつことも知らない。 JTは「政府の調査結果を待って対応する。」などと馬鹿なことを言っている。日本の警察が自由に調査できる環境ならそれもいいかもしれない。昨日から天洋の内部映像が伝わってきた。まあまあキレイ。いや、不気味にキレイ。証拠隠滅作業が終わったのだろう。そんなとこを映して何の意味があるのだろう。そんなとこを調べてどのような真実が分かるというのだろう。 今回の一番の反省点は中国から食品を輸入したこと。とにかく中国とは付き合わないことだ。 和して同せず。 |
平成19年12月31日 あなたは〜誰と契りますか |
20分もすれば、平成19年が終わる。何年ぶりかで紅白歌合戦を見た。いつもは野沢に行っているが今年は鬼のような編集長のおかげでそれどころではない。 福井の生んだ偉大な歌手(福井はすべて偉大だ!)、五木ひろしが「契り」を歌っている。 「♪あなたは〜誰と契りますか ・・・・ 愛〜する人よー美〜くしく、愛〜する人よ すこ〜や〜かに。」 映画「二0三高地」の主題歌だ。あおい輝彦扮する、ロシア文学、トルストイを愛する小学校の先生が徴兵され二0三高地に向かう。夏目雅子扮する恋人が彼のクラスを守る。そして彼が戦死したとき、教室では夏目雅子がオルガンを弾き「青空晴れて秋風吹く・・・・故郷の空」と生徒たちと歌っている。 彼はロシアに友人も多い。しかし、日本を守るために、日本の青空を守るためにあえて彼らを敵とし出撃します。私がいまさら言うまでも無く、当時とても日本がロシアに勝てるような状況ではなかった。しかし、彼は恋人を守ると「契った。」自分自身に契った。だから出て行った。口では「必ず帰る」と言うが、特攻だ。 私の恋人、友の恋人。友の友の恋人。友の友の友の恋人、それが国家ではなかろうか。国家を守ること、そして故郷の青空を守ることが恋人を守り、嫁や親や子を守ることではないか。貴方は日々、誰を守るため働いていますか。闘っていますか。こころちゃんですか。さくらちゃんですか。いつも「うちのババア」と呼んでいる奥様ですか。 娘(アースケ)が、来年友達の結婚式が5つもある。お祝い破産だと騒いでいる。娘もいつかは嫁に行くだろう。しかし、国家感の無いやつ。国家を大事に思えないやつ、そんなやつにだけは絶対嫁がせるわけにはいかない。これだけは一歩も引けない。そんなやつに嫁や子を守れるわけが無いからだ。 国家と個人は1対のものであり国家の幸せが個人の幸せであり、個人の幸せが国家の幸せではないか。私は国粋主義者でも民族主義者でもない。思想信条ではなく国民は皆「島国、日本丸」の乗り組員だからだ。国家と個人が相反関係にあるように言うバカがいる。彼らは今すぐ日本丸から降り、勝手に泳いだらいい。 0時を回りました。 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 去年の年末、大阪では府教育長が「職務命令」で国歌斉唱中は職員を立たすと言われました。 「『立たぬなら立たせて見せようバカ教員』作戦」、「外国人参政権付与絶対阻止!」、国家を破壊する、国家を売り飛ばす輩と今年も渾身の力で徹底的に闘います、今日から。愛する人のために。国家のために。日本の真の平和のために。 平成20年元旦、日本丸、前進全速! ヨ〜ソロ〜!! |
平成19年11月29日 守屋次官の汚職 |
これだけは書かずにはいられない。 なぜ、このような事件が起きたのか。 ひとえに彼らの「誇り」を剥奪したことにあるのだろうか。 戦後の民主化は自国を守るという何よりも尊い行為を日陰者にしてしまった。 自衛隊はまるで妾の子のような扱いである。 これでは「誇り」をもてというほうが無理である。もちろん職を汚していいことにはならないが。 彼らを散々たたいたのはマスコミである。そして今度は汚職をしたとたたく。 正当な評価を受けず誰が一生懸命働けるか。汚職をさせたのはマスコミである。と言ったら 言い過ぎであろうか。 山本(五十六)長官も、乃木(希典)大将も格段の高級をもらっていたわけではないと思う。 彼らがこのようなバカなことをやったか。 国の運命を背負ってもらう。そしてそれに国民は最大の感謝をする。 そしてそこから信頼関係が生まれる。 人は金だけでは動かない。「意気」がもっとも大事ではなかろうか。拝金主義、唯物論教育の 成れの果てだと思う。 |
平成19年9月29日 5年後、10年後にいかに本格安倍政権を作るか |
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平成19年9月26日 救う会大阪「故郷へ故郷へ故郷へ29より」 |
救う会大阪今後の活動計画 @ 先日、大阪市は、金剛山歌劇団大阪公演の後援名義を付与しないことを決定しました。我々が金剛山問題に取り組んだのは5年ほど前だったと思います。担当部署に足を運んだこと約10回。常識で考えれば分かる話ですが、それでも取り消しをさせるのに5年もかかりました。ただただ行政には憤りを感じます。大阪府もおっつけ取り消すとは思いますが、疲労感だけが残る、とても気の短い人には出来ない事案でした。 A 総理が安倍さんから福田さんに代わりました。今更言うまでもなく、福田総理は拉致問題に関しては柔軟な考えを持っています。ややもすれば数人のみを返し、戦後保障と称して高額の金銭を支払い国交正常化。一件落着。ということにもなりかねません。また北朝鮮の密貿易船「万景峰号」の新潟寄港が復活するという話も漏れ伝わってきています。今からが「真性救う会」の本領発揮。私たち「救う会大阪」は、強力に、しぶとく、全面解決まで諦めることなく闘い続けます。更なるご支援をお願い申し上げます。 B 拉致事件が起きた根本原因は「スパイ防止法」が無かったから。私たちは「スパイ防止法を求る会」と共闘し、未来永劫絶対拉致が起きないよう、この法律の制定に向け活動してまいります。 |
平成19年9月14日 安倍政権倒れる |
安部政権が倒れました。これは一重に我々の怠慢では無いだろうか。安部政権が誕生したとき我々は大変喜び、総理におおいなる期待をかけました。これで靖国問題や歴史問題、拉致問題が好転すると。そして、勝手に解決した気になっていたのかもしれません。その結果、
心身ともぬるま湯状態になり戦うことを忘れてしまったのです。我々の怠慢。安部さんが倒れた原因は我々がしっかりと彼を支えなかった。その一語ではないでしょうか。そしてその責任を安部さんに押し付けようとしている。 今日の新聞、TVでは、時期総理には福田さんがもっとも有望視されています。 福田さんは河野洋平の盟友。福田さんが総理になれば、河野談話の件に関してはこれを糊付けし、アイロンをかけたようになることは必定。動かしがたい定説になってしまいます。今こそ声を倍にして戦いましょう。 |
平成19年9月5日 米国大使館怒鳴り込みの記 |
私は、山本五十六長官が、戦争に反対した気持ちが理解できたような気がします。絶対米国と一戦交えてはいけない。 長官は、「私は米国の工業地帯を視察し、戦争はすべきではないと思った。」と語られました。これは、我々にわかりやすく説明するためにこのように言われたのだと思います。もちろん文字通り、米国の工業力に脅威を感じたのは事実でしょうが、それ以上にアメリカ人気質、アメリカ人の懐の深さに脅威を感じたのではないでしょうか。 昨日(平成19年九月)5日、「トロイの木馬」作戦敢行。結論から言うと、木馬は総ガラス張りでも良かったのかもしれない。ということです。 米国議会での従軍慰安婦謝罪決議に対しての抗議と沈静化を求めての陳情、話題が拡大すれば米国の原爆投下、無差別空襲に対しての謝罪要求運動を起こす。と申し入れ行きました。 15時30分、アメリカ大使館へニイタカヤマノボレ! 【史上最強の地方議員軍団】 代表 高山 博光 福岡市議会議員 representative Takayama Hiromitsu the Fukuoka city council 伊藤 玲子 元鎌倉市議会議員 ItoReiko the former Kamakura city council 古賀 俊昭 東京都議会議員 Koga Toshiaki the Tokyo metropolitan council 宍倉 清蔵 千葉市議会議員 Shishikura Seizo the Chiba city council 三橋 弘明 茂原市議会議員 Mitsuhashi Hiroaki the Mobara city council 増木 重夫 事務局 Masuki Shigeo a secretariat 西村 修平 事務局 Nishimura Syuuhei a secretariat 大使館の周囲の警備は大阪領事館の10倍。周囲のビルの最上階には警備担当がいるとか。警視庁の警備隊長に「30分以内に帰ってこなかったら戦車で助けに着てヨ!」と約束。西村と、「無事出てこられるかな〜〜〜。」まず玄関での身体検査。携帯電話、ペットボトル、電子機器等一切持ち込み禁止。録音テープなど論外。係官に「拳銃は持ってないですか」と問われ、宍倉議員が「ささやかな物を一丁持っています。」とわけのわからない返答。伊藤玲子先生が「何言ってんのよ」と、わかってかわからずかわからないが一発かます!中に入ってから「CLEAN」のカードをもらう。すかさず古賀議員が「縦書きにしろ!」ここでも言うか。応接間にたどり着くまでに計4回のセキキュリテイーチェック。最後の関門は小銃を持ったMPの前を通過。 話が前後しますが、今回の大使館訪問に当たって、事前交渉で(当たり前の話ですが)@目的 A訪問者名簿、等の提出を求められ根ほり葉堀は質問されました。参加議員は「百人の会の地方議員有志が」ということでしたので「百人の会のHP」の中身にまで質問されました。米国は我々のことを調べつくしています。私の本業の塾のことにまで話は及びました。 私は、訪問者に事務局として一か八か西村修平を申請しました。西村と言えば、警備のおまわりさんと顔見知り。米国大使館に街宣、抗議に行った回数数十回・・・・・米国から見るとチョー札付き。ビンラビンか西村修平。そこまで大物ではないにしろブラックリストに乗っていることだけは間違いありません。西村を外せといわれるか、訪問が潰れるかの賭けでした。ところがノープロブレム。この西村の訪問を認めたことに、米国の「太っ腹、奥の深さ」を感じまず。「スゴイ国だな〜〜〜〜! 通らばリーチと思ったけど、まさか通るとは。と脅威を覚えました そして中に入りました。凛として、華美なことは一切無い質素な屋内。しかし始めてお目にかかる重厚さ。エレベーターで7階へ。そこに今回の対応者政務部次席マークナッパー氏が我々をニコニコと待ち受けていました。ニコニコであり、ニヤニヤではありません。ましてやヘラヘラでもありません(これは日本の役人へのいやみでっせ!)。 氏の案内で部屋に入り席に着きました。ナッパー氏が英語で口火を切ります・・・・・・・・。それを秘書が通訳。 「@遠くからも来ていただいてことに大変感謝する。A地方議員、市民の皆さんと交流の場がもててたいへん嬉しい。今まで経験のないことだ。B英語で話すことをお許し戴きたい。私は皆様からお聞きしたことを私がどのように理解したかを話します。私は皆様の話されたことを正確に本国に伝える義務がある。間違った理解があれば指摘して欲しい。」 たいへん丁寧でそつがない。応対に誠実さと真摯さを感じる。政治的回答の如何はもちろん分からない。しかし氏の対応を勉強できただけでも来た価値は十分にあったと思った。好まざる相手、もっと言えば脅しに来た相手にまで誠実に対応する寛容さ。氏がここまできちっと我々に対応したことが脅威の第二でした。私は今までに「背面服従役人マン」にいやというほ ど会ってきた。私は決してアメリカびいきではない。特に新米というわけではないがこの対応は日本の役所ではありえない。 そして高山博光団長が、こちらが用意した趣意書と賛同人名簿を机の上に置き趣意を話し始める。私達の心配は「趣意書」、ハッキリ言えば脅迫状を米国が受けとるか否か。いかに、「原爆謝れ!」と書いてある趣意書を受けとらせるか。そこが作戦のポイントでした。訪問のアポイントを取る段階で原爆謝罪を言い出すと、面談を拒否されるのではないかと思い、そのことは国境を越えてから話すこととし、「議会での従軍慰安婦謝罪決議に抗議」だけを面談の目的とし、申請したわけです。いわば、トロイの木馬作戦。しかしそれは余計な心配で杞憂に過ぎませんでした。 ナッパー氏は趣意書を受けとるも受けとらないも、逡巡する我々に「早く出せよ!」という雰囲気。そして手渡した書類を積極的に読み始めました。 読み終えるのを待って高山博光団長が桜井よし子さんの資料等を示し、口頭で趣意を説明。伊藤先生が、「従軍慰安婦という言葉は当時はなかった」。宍倉先生が「従軍慰安婦は捏造話」、三橋先生は「もう終わりにしよう」。などと席順に一言二言交互に話しました。そして西村修平の番。彼が平成の大演説をぶち上げました! 「私は一日本国民として米国大使館政務部次席のマークE・ナッパー氏に申し上げます。議会で通ったいわゆる慰安婦強制連行の決議案だが、シナ・中共の対日精神侵略の重要構成部分であり、日本を精神的に屈服させる歴史偽造であります。シーファー大使始め米国議会の議員の方々の知性は極めて高いことを我々は知っています。その方々の知性をもってして、慰安婦強制連行が国家的レベルで日本が行ったなど、誰しもが信じてはいないはずであります。十分に歴史偽造であることを分かっていて、日本を非難している。慰安婦強制連行を最も声高に叫んでいるのが、中華人民共和国のシナ・中共だが、この国家は世界最大の人権蹂躙国家であることは言うまでもありません。この中華人民共和国は、我が国と同盟関係を結び、民主主義という価値を共有する貴国との関係において、国家の価値観を異にする一党独裁国家であります。 自由主義国家に属する筈の米国が、独裁国家のシナ・中共と一緒になって歴史偽造を煽る事態を、我々は米国がシナ・中共と共に日本人を精神的に共同管理する方向へシフト転換したとみなさざるを得ません。つまり、国家の価値観を共有する同盟関係の破棄とみなすことが出来るのです。先程から、我々の発言にあった米国の原爆投下、東京大空襲、各地方64都市への爆撃、非戦闘員への機銃掃射などの戦争犯罪を、これまで告発することを控えて来たのは、貴国と日本が揺るぎない同盟関係にあればこそだったからです。昭和20年8月15日、米国占領軍の先遣隊が厚木基地に降り立ち、最初にした任務は米兵専用の慰安所の設置でした。米兵の婦女暴行を防ぐとして、我が国政府は早くも同月18日、通牒を発して、米兵相手の慰安所を各地に設置したのです。そこには日本人女性約8万人が集められ、貴国の兵を相手の性的使役に供せられた。米国は我が国女性に対して性奴隷制を強要したのであります。米国はシナ、朝鮮と仲良くして歴史偽造を演ずる前に、戦争犯罪の数々と日本人女性に加えた幾多の性暴力に国家として謝罪し、被害者に賠償金を支払う義務が生ずるのです。米国が、独裁国家と共に歴史偽造を煽り、我が国の名誉を汚すに至っては、もはや同盟関係は成り立たない。米国が慰安婦決議案の撤回をしないとなれば、我々日本人は米国に宣言しなければならない。日本国民は米国に寄せる幻想から目覚め自主独立を目指す。シナ・中共の侵略と戦うのはもちろん、我が国土は我が国民が守る自主独立であります。米国が犯した日本人殺戮の戦争犯罪と我が国女性に加えた性暴力の犯罪を徹底して告発・追及していくと。 願わくは、米国がこれ以上、我々にこうした行動を起こさなくても良いように最大限の配慮と決断を示して頂きたい。」 これが西村修平の大演説の全容です。ほとんど一字一句間違っていないと思います。これは本に書いたわけでもなく、身内の講演会で言ったのでもありません。米国大使館で、大使館を代表して我々に担当した米国政府の高官に面と向かって声を荒げるわけでもなく、淡々と、しかも堂々と、目を見据え言ったのです。ナッパー氏も西村修平の顔から視線を外しません。 まさに日米のガチンコ対決。私は聞いているだけで、その緊張から脂汗。今までに、ここまでハッキリものを言った日本人がいるでしょうか。 私は思いました。今後、このような、ここ一番という外交交渉には絶対西村を出させることである。と。外務大臣10人分の仕事を彼はやったのではないでしょうか。 自賛しますが、私が西村同行を企てたことは大正解で、誉めて戴きたい。 次は古賀先生。「俺の言うことがない!」 最後に私(増木)が、アメリカは兄である。たいへん尊敬している。しかし足を踏まれるといくら尊敬する兄であっても噛みつきたくもなります。日本と米国は絶対兄弟喧嘩をしてはいけない。世界の平和と秩序のため末永く信頼と友情を持って付き合わなければならない。それが破綻する原因をつくることは絶対止めて欲しい。今さら議会で決まったことを撤回が出来ないことも重々承知している。日本には「塩漬け」と言う言葉があります。スミマセンが、「塩漬け」通訳していただけませんか(秘書に)。いや、意味は良く分かります(ナッパー氏)。塩漬けにして戴きたい。 ナッパー氏は「皆様のご要望はワシントンと議会に私が責任を持ってお伝えする。お約束します。」と語られました。それも我々から言い出だす前に。我々は我々の趣意が本国に届くかどうか、途中でもみ消されるのではなかろうかと一番に心配したわけですが、我々の心情の先読み。敵ながらアッパレ! と言わざるを得ません。 ナッパー氏は40歳くらい。もちろん対応の作法は彼個人のものではなく米国の作法でしょうが、度量の大きさ・・・・外交とは何かということをいやというほど勉強させられました。そしてこれから日本が米国と対等に付き合うためにはどうしたらいいのか。それは国民総西村修平にならなければならないと感じました。こう言えば相手はこう思うだろうから、とか、これを言ったら角が立つ、友好にひびが入るからなどと思っていたら相手にバカにされるだけ。ハキリ言わないことが日本の美徳、奥ゆかしさ。それは国内の話であって、外国人と真の友情を深めようと思ったら、日本人には最も苦手ですが「対応は誠実に、そして率直に思いを言うこと」これしかないと思います。いま、ナッパー氏が最も信頼しているのは西村であるといってもオーバーではないと思うのです。 私は原爆謝罪のことを「脅し」と表現しました。もちろん冗談です。しかし国際社会においてはこれが常識。べつに「脅し」でもなんでもないのです。単なる外交カード。逆に言えばカードを持たずに外交交渉をすることが、相手にしてみれば、「おれたちゃ忙しいんだよ。暇人の愚痴に付き合えね〜〜ヨ」ということになるのではないでしょうか。そしてこのような接待術を日本の役人は是非身につけて戴きたい。 日本人の性格、アメリカ人の性格を考え、60数年前、山本五十六長官は「戦争反対」を唱えたのではないでしょうか。 30分間のアメリカ旅行でしたが、とにかく、日本人としての「誇り」だけはキッチリ守ってきました。緊張と充実と、生涯に残るであろう一日でした。「米国に長崎広島原爆投下の謝罪を求める地方議員と市民の会」は今後も活動を継続を続けます。アメリカが我々の思いを大事にしてくれれば当会は自然消滅するでしょう。しかし、当分は警戒警報。いつでも活動できる準備だけは怠らずにしておきたいと思います。ご声援ください。 米国に長崎広島原爆投下の謝罪を求める地方議員と市民の会 事務局長 増 木 重 夫 |
平成19年7月5日 学力低下はすべて「ゆとり」の責任か |
昨今の児童生徒の学力低下は議論の余地のない事実である。その理由に挙げられるのが判を押したように「ゆとり」。私は決して寺脇研元文部官僚に買収されたわけではないが、学力低下の原因のすべてが「ゆとり」とは思わない。 日本は今好景気が続いている。これも事実である。確かに企業景気は好調であるが、消費者景気は絶低調? 企業景気が消費者景気を引っ張り挙げてくれるのをひたすら念じる今日この頃だが、学力低下は「ゆとり」と「不景気」の複合したものではなかろうか。 塾の存在が必ずしも社会正義とは思っていないが、塾の果たしている社会的役割も否定できない。大きな塾の事情は分からないが、中小塾の生徒数は激減している。奇麗事はやめよう。所得と、子供の成績はある程度比例する。成績中位以下の生徒の学力低下が著しい。世は二極化というが、成績高位の生徒は家庭の収入もまあまあある。その逆の、不景気に苦しむ高所得以外の家庭。収入が減ると、色々な意味で子供の教育どころではない。ご商売の家庭なら、夕食後の親の会話は「宿題済んだの」「今度の試験は大丈夫なの」というより、明日の資金繰りの話がついつい多くなるだろう。 (確か)食足りて礼節を知る、というが、社会の経済的安定が教育のゆりかごになるのではなかろうか。安倍総理は教育の骨組みの再構築に必死になっている。と、同時に、血、肉もしっかりお願いしたい。 教育というと、得てして精神論になりがちだ。「百人の会」事務局長更迭!と言われそうだが、思想信条、教育論だけではだけでは、この重大な学力低下は乗り切れないのではなかろうか。 |
平成19年7月5日 こどももすなる |
こどももすなるブログというものを、おとなもしてみむとてするなり。 それの年のながつきの二十日あまり二日の丑の時に書き出す。 |