平成12年度(平成13年3月)卒業式に関しての要望書 | |
来春(平成13年2月)の卒業式に関する要望事項 大阪府教育委員会 担当 児童生徒課長 成山治彦様 平成12年12月21日 大阪府立少路高校2年3組増木あずさ保護者増木重夫 1 今春の卒業式は「式場内が混乱する」という理由で生徒の父兄である私(増木)が、卒業式 式場に入室することを校長から拒否され、府教委もそれを支持、私は入場できなかった。私 は前科がある訳でもなく、普通の一般市民、一生徒の父兄であり、それを拒否するというこ とは私の人格に対する侮辱に他ならない。来春はこのようなことがないよう、私の卒業式参 加を保証されたい。 2 全教職員は、スーツ、ネクタイ着用で出席し、間違ってもGパン、綿パン等、式にふさわし くない服そうで出席するることがないようにすること。(女子職員は男子に準じる) 3 国旗について ・式場内の国旗掲揚については、会場の壇上正面(ステージの中央)に正しく掲揚すること。 ・屋外の国旗は所定のポールに生徒が登校する前より、ほとんどの生徒が下校し終えるまで 掲揚する。 4 国歌について ・式次第に、式の一部分として(国歌斉唱が終わってから式を始めるのではなく、開式の辞 の後で国歌斉唱)『国歌斉唱』と明記し、参加者に配布すること。 ・国歌斉唱前に学習指導要領に違反する発言(内心の自由がある。歌っても歌わなくても、 立っても座ってもかまわない・・・等々)はしないこと。 ・国歌斉唱は、全職員、全生徒が参加し、「一同起立」の号令により全員起立すること。 ・校長は、卒業式練習の際、または前日までに機会をつくり、全生徒が校歌と同等以上に国 歌が歌えるよう練習させる。また、国歌を歌うときは起立しなければならないことを教え、 起立しない自由など無いことを教える。 ・卒業式を厳粛にとり行うため、時間厳守を参加父兄に呼び掛け、原則、式途中での入室は 控えてもらう旨文書にて通知すること(遅刻者入室禁止)。間違っても、国歌斉唱終了後 に団体(グループ)で入室を希望する一部の父兄に一切の配慮(職員が式場への入室を先 導する等)はしない。 5 教職員指導 校長は、正常な卒業式を妨害、または生徒を扇動する教師には諸法令に基づき厳格に対処す ること。万一、上記事項を守れない教職員がいたなら、校長は速やかにその教職員を府教委 に届け、厳正に処分するよう申し出ること。 大阪府教育委員会 担当 児童生徒課長 成山治彦様 平成13年1月11日 大阪府立少路高校2年3組増木あずさ保護者増木重夫 先日、12月27日、少路高校勇上校長にお目にかかりいろいろお話をお聞きしました。 概要は別紙の通りです。 そこで 1 勇上校長は、「一番話しが早いのが、府教委が職務命令をだしてくれることだ。」と申され ましたが、府教委として職務命令を出す予定はあるのか否か。あるのならその内容。ないの ならその理由。検討中なら、いつ結論がでるのかを返答頂きたい。 2 勇上校長は、「国旗は壇上壁貼り付けではなく、三脚で掲揚予定。府教委の見解も三脚使用 である。」と返答されたが、それは事実か。事実でないなら当然校長を指導して欲しい。 事実なら、なぜ三脚掲揚がOKなのか。正式な掲揚方法は私が言うまでもないことと思慮す るが。卒業式は、最大の敬意を払う正式な学校行事と思慮する。いったいいつ正式な国旗の 掲揚方法を生徒に教えるつもりなのか。返答頂きたい。 3 そもそも別紙質問(要望)は、私が大阪府教育委員会に対し提出したものであり、校長宛て のものではない。校長と話しをしても埒が明かないから府教委に話しを持ち込んだものであ る。話しの発端は「十分なサービスを受けていないので授業料を払えない」というものであ り、授業料の受取(督促)者は教育長である。世間一般では債権者(費用徴収)に債務(職 務まっとう責任)がある。話しを逆戻りしないで頂きたい。とりあえず、府教委の意に沿っ て再度校長と話しをしたが、別紙質問(要望)に対し、債権者である府教委より正式な解答 を頂きたい。 |