北朝鮮の貨物船『徳川号』入港拒否の申し入れ書

                            申 入 れ 書
大阪市長磯村隆文様机下

要望之書


一、北朝鮮は妄りに工作員を多数日本国内に放ち、日本政府が認めている日本人拉致の国 家犯罪を現実に行い、未だその日本人達を返さない犯罪国家です。
一、北朝鮮国内における悲惨な国民の餓死に到る原因は軍事独裁者金正日の指導による農 業潅瓶政策の失敗によるものです。
一、北朝鮮に援助米と称して米を送る事は、一見北朝鮮国民を飢餓の苦しみから救う事の 様に思われますが、その実狂気独裁者金正日将軍及び朝鮮労働党幹部の私腹を肥やす のみで、北朝鮮政府の延命を促すこととなり、すなわち、暴政・圧政に苦しむ北朝鮮 の一般国民に、より一層の受難を与える事になるのです。
一、日本による援助米送付は、実は北朝鮮の国民に悲嘆を送りつける事であり、間接的に 日本が苛政を5郎、る事に協力している事になります。
一、北朝鮮政府の延命は、即ちテロや核開発の断行、対日本国土向きテポドン戦略の続行 を意味します。
一、昭和四十八年七月に能登半島に不法侵入した北朝鮮工作員辛光沫は、「日本人を位致し、 本人になりすまして在日工作を続けよJとの金正日からの指令を受け、原救晃さんに 目をつけました。昭和五十五年六月、辛光沫とその一味は、原さんを「良い職場を世 話するJと編して、宮崎県青島まで連れて行き、海水浴場の公園に誘い出して、待ち 構えていた北朝鮮工作員四人と力づくで口をふさぎ、手足を縛った後袋に入れて、ゴ ムボートで玉O O米沖に待機していた北朝鮮の工作船に移し、連れ去りました。辛光 沫は、昭和六十年四月にソウルに乗り込んだところを逮捕され、これらを自白してい ます。
北朝鮮は大阪市民をも粒致しているのです。
一、大阪市長様はじめ担当職員各位には以上の事実を認識され、平成十三年一月十七日よ り大阪南港において、国際犯罪国家北朝鮮の貨物船『徳川号』に、いわゆる援助米を 荷積みする予定と聞きますが、大阪市の権限において断固入港拒否の態度を表明され ます様要望申しあます。

以上

平成十三年一月十日

『救う会大阪』代表        
大阪府豊中市東泉が丘2-15-23-107