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大阪府教委の堕落を許さない |
事件の概要 | ||
毎日新聞より。 ■贈収賄容疑:大阪府教委の前教育監ら逮捕 大阪府警捜査2課 大阪府立高校の非常勤講師採用で便宜を図った見返りに35万円相当の仕立券付き紳士服地を受け取ったとして、大阪府警捜査2課は2/11、大阪府 教委の前教育監、和佐真宏容疑者(61歳)=大阪府高槻市=を収賄容疑で逮捕した。また、学校法人上宮学園(大阪市天王寺区)前理事長、小林昭五容疑者 (75歳)=大阪市平野区=を贈賄と贈賄申し込みの疑いで逮捕した。教育監は教育長に次ぐナンバー2で教諭経験のある職員のトップ。学校長への影響力が大 きく、捜査2課は、依頼から採用の経緯を調べている。 ◇講師採用巡り35万円相当の仕立券付き紳士服地受け取る 調べなどによると、和佐容疑者は2004年4月、和佐容疑者の2代前の教育監で元上宮学園理事の男性を通じ、小林容疑者の親族を非常勤講師に採用してほしいと依頼され、採用の見返りに紳士服地を受け取った疑い。 和佐容疑者は府立高校の校長(58歳)に優先的に採用するよう働きかけ、親族は採用され、国語担当の非常勤講師を1年間務めた。 また、小林容疑者はそのころ、その校長に同額の紳士服地を贈ろうとした疑い。校長は留守中に服地を自宅に置いていかれたため直後に返送した。小林容疑者は服地を上宮学園の外商用法人カードで購入したという。和佐、小林両容疑者は容疑を認めているという。 大阪府教委は毎年度、教員不採用となった教員免許所持者らから講師を募集・登録。教諭の産休などで欠員が出た場合、登録者から選ぶが、誰を選ぶかは学校長の裁量に委ねられている。 和佐容疑者は2003年4月、教育監に就任。2005年3月に定年退職した後、近畿大教授を務めている。 上宮学園は上宮、上宮太子の両中学・高校を経営。小林容疑者は学園理事会から「不適切な支出がある」と指摘され、2005年5月に依願退職した。 高級料亭で教育長を接待 逮捕の元理事長 大阪府教育委員会の竹内脩教育長(56)が2004年2月、府立高校の講師採用をめぐる贈賄容疑で逮捕された学校法人「上宮学園」元理事長小林昭五容疑者(75)から、大阪市内の高級料亭で接待を受けていたことが13日、分かった。 竹内教育長は同日、記者会見し「断るべきだった。本当に反省している」と謝罪。 しかし、会合は「私的」で引責辞任の考えはないとしている。 一方、府警の捜査などで、収賄容疑で逮捕された府教委の元教育監和佐真宏容疑者(61)は、上宮学園副理事長に天下った元上司(64)が教育監だった 1999年当時、小林容疑者と知り合い、関係を深めていったことも判明。小林容疑者は和佐容疑者にも飲食の接待をしていたという。(共同通信) -平成18年 2月13日21時7分更新 |
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