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平成21年8月25日 鳥取県教委へ湖陵高校の件で抗議
H21-8-25 鳥取県教委へ湖陵高校の件で抗議

鳥取県教委へ、6月24日、鳥取県立湖陵高校の教職員研修で、朝鮮総連鳥取県本部の朴井 愚委員長を招いて講演会を行ったことに対し、抗議に出向 いた。

増木、中山(一日会)は朝10時大阪を出発し、鳥取県庁に1時半ころ着いた。そして現地の前田氏と合流。
玄関で教委職員6名、県警刑事4名が出迎えるというものものしい歓迎。ところが肝心の湖陵高校校長がいない。さらに課長が県教委代表するという。先ずこの件で抗議。あとで説明を聞いたら鳥取県では部長席がなく、 教育長、次長、課長。課長は他県の部長クラスということなので一応鉾を収める。しかし、当事者の校長がいないことには話しにならない。話し合いは 入り口で決裂。すぐに待機している警察と抗議の街宣の交渉。街宣は全く計画になかったが、前日までの「NO!民主」で使用していたマイクを車に積みっぱな し。「30分認めろ。」「アカン」「15分なら良いやろ」「良い! 言えるわけないやろ」「じゃあ始めたら即警告するのか」「それは世間話としての警告 か、県警を代表して職務としての警告か」「・・・・・・・」「街宣を始めたら本部と協議して警告する」「それならその間は街宣するよ・・・・」「だから初 めから○分と言えば守るから街宣をやらせろ」などとおまわりさんと交渉。ハッキリ言って鳥取で街宣行動は県警始まって以来か?
そのやり取りを聞いていた教委の課長はやっとことの重大さがわかったのだろう。あわてて湖陵高校に連絡。「30分待ってくれ。校長が来る。」と のこと。来ようと思えば校長はこれるのだ。我々を軽く考えている。またここで爆発。とりあえず部屋に入り課長から簡単な経緯の説明を聞く。
「事前に教委は総連を呼ぶことを知っていたのか」「書類は回ってきた。印は押したので『知らない』とは言えないが多くに書類の一枚なの で・・・・」「目暗判か」「ハイ・・・・」「今教委としてどう思っているか。」「大変好ましくないと思っている。」校長現れる。「日教組か全共に押し切ら れて総連を呼んだのか」「違う」「経緯は」「校内の人権委員会から推薦があった。朝鮮人が日本に来てどのようにつらいめにあったかを話してもらうつもりだ と言うことだった。」「今思えばたいへんなまずいことをしたと反省している。」「教育長から大変な雷が落ちお叱りを受けた。」教育長がまともなので少々 ホッ! 「教委として北朝鮮に対する認識は」「モゴモゴモゴ・・・・」「総連は北朝鮮との関係が明白ではないので・・・」「ばかもの!」「税務署は総連が 北の代表ということで総連施設に課税していないことを知らないのか。」「石川五右衛門に防犯の講演をさせるバカいるか。総連にだけは『人権』の話はしてほ しくない。」ここで、中山が拉致事件、ミサイル開発、核実験のことを詳しく説明。「講演料は」「1時間4000円で、2時間分8000円を払った。」 「ひょっとすると8000円はミサイルの燃料代100メートル分くらいになるのではないか。あなた方は日本攻撃の資金を提供した。」「講演後、事実と違う ことが総連新聞に載ったので抗議に行った。そのときの総連の対応が余りにもぞんざいだった。だから今後教育界と総連の付き合いはないと思う。その後、校長 会があり教育長から抗議の様子なども話、総連とは付き合わないように厳しいお達しがありました。」
「よくわかった。教委は総連に明確な団交宣言をしよう。好ましくない講演だったので。@8000円返せと総連に請求せよ。応じるとは思えない が、請求するだけはしてほしい。我々が後日監査請求をする手間が省ける。」また「総連の講演を聴いた人たちは総連に同情する情報がインプットされた。これ は好ましくない。A学校で拉致関係者、たとえば被害者家族、救う会鳥取会長らが学校で話ができる場を設けて欲しい。教職員にインプットされる情報は中立に しておきたい。」「@、Aとも検討する。9月中旬までには返答する。」
 我々の一連の抗議が「鳥取県教育界と総連が距離を置く」という一定の成果を生んだ。
この背景には、我々が交渉に臨む前に細田氏や友田氏、または全国の皆様が手紙や電話等で抗議し、ことの重大さを鳥取県に認識させた。その結果だと思う。美味しいところだけを我々が食べさせていただいた。感謝に耐えない。


H21-9-10 鳥取県教委より回答
我々の要求@、8000円の返還請求は理由がないのでできないという。しかし、総連と教育界は事実上絶交したというので、その経緯を再度文書で回答するよう求めた。
 
  
朝鮮総連が準備し、当日配布したレジュメ(一部)
 
H21-9-17 鳥取県教委より回答
鳥取県教委は総連と教育界は事実上絶交したというので、その経緯を文書で回答するよう求めた。早速回答が届いた。鳥取県教委の努力に敬意を表し矛を収める。