第百六十五回『一日会』

第百六十五回一日告報告

(日 時) 平成十八年卯月二日午後一時より

(会 場) 大阪府教育会館三階会議室桃の間

(参加者) 十九名(内、新参加者二名)

(内 容〉
第一部 定例会
主宰者挨拶の後、新参加者の自己紹介、そ して恒例の資料紹介が行われた。『天業』七 十号で明治天皇御製奉読、『皇道宣布』四月 号より巻頭言引用、又「読売新聞」から在上 海日本総領事館員の遺書に関する記事全文を 紹介した。更に読売四月一日社説で中共の内 政干渉批判を、そして他にも中共国内矛盾の 記事を幾っか紹介した。又、「諸君」五月号 で中共に弾圧されたウィグル人女性の体験談 全文、「朝日新聞」社長息子の大麻醜聞も紹 介、又、「民団新聞」から大阪府・市で外国籍教員が百名を超えた旨の報道、更には全教「大阪教育」で反日教育の実態が明らかにされた。
参加者からは、『行動』百九十三号『戦中派』三百九十四号『兵庫通信』三十七号『アイデンティティ』十九号『園之支え』二十六号等が配布され、又、『島袋拓也烈士』一周忌追悼集会・示威行進への参加が呼びかけら
れた。主宰者からは『神社本庁』からの『皇室典範』問題への文書も配布された。参加者からは、『沖縄菟罪訴訟』等、活発な活動報告がなされ、五月に鳥取県政糾弾に遠征する事が決定された。

第二部 三十分講演
演題崩壊前夜の中国共産党政権 講師察琴氏(大紀元時報社、記者) 満州吉林省奉天(溶陽〉出身、神戸外大卒 業の美人記者「察氏」から、血も凍る中国共 産党政権下で行われている「法輪功」弾圧、 生体臓器移植、売買、人体標本製作等々の生々しい実情を詳細に紹介、説明して戴いた。近年、日本等から臓器移植に中共を訪れる患者が多い。米国では一j二年も待たされる事があるが、中共では一j二週間で臓器手術が行われる。其は提供者が多数存在するから で、以前から死刑囚の臓器提供が知られてい たが、近年「法輪功」関係者生体からの移植 が行われている。全国で三十六ケ所の収容所 があると謂れ、既に身元判明の死亡者は三千 名を超えている。「法輪功」信者は簡単に殺す事が許されて居り、裁判所からは処刑の事前情報が病院に通知されている事実が、中共を脱出した医師の証言でも明らかになっている。
現在、横浜市等で開催されている「人体博覧会」の人体標本も、自発的なドナーはあり得ず、囚人(その多くは法輪功)からドイツ人の技術に依って作製工場で 製作されている。現在米国等でも問題になっているが、日本で は中共の圧力が強く、又、マス・メディアが「中国」に弱いので、現状では話題にさえなって居ない。だが、中共国内では「法輪功」の呼び掛け等で共産党党員 が既に九百四十万人が共産党を脱退し、「高弁護士」が発起人となり、断食抗議が全世界的に実践されている。中国共産党政府の崩壊は時聞の問題である。
概略、以上の様な内容でその後、活発な質 疑応答が行われ、改めて非人道的な中国共産党政権の反日・反人間的性格に参加者一同大いなる怒りを燃えたぎらせた。

第三部 懇親会
近隣の支那料理屋で楽しく飲食歓談した。
   
第百六十四回『一日会』

〈日 時〉 平成十八年弥生四日(土曜日)午後一時より

〈会 場〉 大阪府教育会館〈たかっガーデン〉 二階会議室〈和室〉紅白梅

(参加費〉 千円(学生等は不要〉

〈次第〉
第一部 定例会(資料配布等自由)
  イ、 主宰者挨拶
  口、 資料紹介、活動報告
  ハ、 「日放協」問題

※ 会場向かいの部屋で「性性協」の会合。思わず全員で国家の大合唱。

第二部三十分講演
 演 題 『尊皇精神』について
      脈々と伝承される図髄護持の道統!
 講 師 中島英迫先生(文明評論家〉
      今回は教育界を中心にご活躍中の中島先生に『尊皇精神』の民族的意義と
      其の系譜についてご高話戴きます。

第三部懇親会〈自由参加〉
 例によって近隣の支那料理屋で「支那」を丸ごと食いましょう。
   
第百六十三回『一日会』

(日  時)  平成十八年如月五日午後一時より

(会  場)  大阪府教育云館三階董の間

(参加者) 二十四名

(内  容)  第一部 定例会
            主宰者挨拶の後、資料紹介。
       第二部 三十分講演
            演題 我、大東亜戦争を新く戦へり
            講師 行岡豊先生
               〈大日本帝国海軍軍人〉

 大東亜戦争の実戦体験世代が減少する中で、 以前からお願いしていた行岡先生に、貴重な 文明論と体験談をご高話戴いた。如何に略述 する。
 御皇室の典範問題が論議される中で、今、 『聖徳太子』一「菅原道真』『和気清麻呂』の お三方の歴史的偉業が想起されるD
聖徳太子は惰(支那〉,と対等外交を展開され、和気清麻呂公ば道鏡の陰謀を打倒し、菅原道真公は行き過ぎた唐風を改めた。元来、我国は融合の精神に基づく『和』を重んじ、支那では同族的行利」を追求し、西欧では対立を防ぐ為に「理」に基づく法律を作った。此等の歴史を考えれば、外国文化の受容態度に関して、奈良時代は満点であったが、明治時代は六割、所謂一戦後一に至っては、全くダメである。遣唐使は支那の悪弊である科挙、官官、人肉食を採用しなかったc明治維新の西欧化にも武士道が背景にあった。
 だが、明治均代以後の舶来崇拝や社会、共産主義の導入ヨ間違いであった。
大東亜戦争ば関しては、戦争目的が植民地の解放に有り、其れが実現したのであるから、決して負けていない。自身が参加した同戦争で負けたとは思っていない。靖国神社については、コイズミの歴史認識か=りすれば、彼に参拝する資格は無い。自身も生還後二1三回参拝したが、その後、自分に参拝する資格が無いと思い、長らく足を向けなかったが、平成七年一「維新政党・新風』に参加して初めて心おきなく参拝出来る様になった。我国は言魂を大切にするD伊勢の式年遷宮は有恨の建物や宝物を無限に継続させる偉大な営為であるc
処が、この正月のテレビを見ていると、低劣な芸人のパカ放送、番組ばかり。 此処まで落ちたかとの実感しきり、今こそ、『鎖国』の必要性を感じる。日本文化を取り一戻そう。

(一旦、以上の講演を終わり、続いて質疑 応答の中で、次の体験を話された〉  大東亜戦争では、色々と行き違いがあって 手袋きが混乱したが、海軍に志願し、第十九 駆逐隊i旗艦川内l二番艦『あゃなみ』に乗 艦、第三次ソロモン海戦で一艦だけ敵複数の 艦艇に突撃し、サボ島沖で敵重巡洋艦と刺し違えて沈没、漂流した後にガダルカナルに収容され、その後、電探要員として海防艦七十五号に乗艦、特攻訓練も受け、「終戦」直前に輸送船団を護衛してカムチャツカのウトカ迄北上、途中、能登半島沖、津軽海峡沖で敵 一潜水艦各一隻を撃沈、飛行機十三機を撃墜し たが、小樽港ではバルチック艦隊発見の信濃 丸が空爆され沈没するのを目撃した。八月六 日ウトカ到着、船団は蘇連邦側から大歓迎さ れたc対日開戦を悟らせない為と思われる。 船団から離脱して占守島へ戻り、蘇連対日露 戦布告を受けて、船団救出の為にウトカに向 かうと既に我国の船は沈没、応戦に出て来た 蘇連側の小艦艇五隻中、四隻を撃沈、占守島 へ戻り「終戦」を迎えたが、艦長は総員自決自沈覚悟で南下、秋田沖辺り迄来て、考えが変わり、富山県神通川河。沖六百米で自沈、全員上陸して生還した9
 体験者でなければ語れない貴重な証言であり、その他、多くの質疑応答が参加者との聞に交わされて講演が終了した。
       
第百六十二回『一日会』

(日 時〉 平成十八年睦月八日(日〉午後一時より

〈会 場〉 大阪府教育会館(たかっガーデン〉三階会議室

(参加費〉 千円(但し、講師、学生等は不要〉

〈次 第)  
第一部 皇民儀礼 て皇居並びに武蔵野御陵に対し奉り遥拝
  一、 国歌『君が代』斉唱ハ連唱〉
  一、 英室、戦没者、先覚烈士の御霊に対し奉り黙祷
  一、 聖書の弥栄三唱
前田一可氏からの情報

第二部 定例会
 イ、主宰者挨拶
 口、主宰者資料紹介
 ハ、参加者資料紹介、活動報告
 二、平成十八年度『正暦』頒布〈印刷協力金、一部三百円)
 ホ、その他

第三部 三十分講演
 演 題 平成十八年度国内外情勢予測
 講 師 中山嶺雄〈弊会主宰〉
 平成三年、蘇連邦崩壊以来、指摘し続けて来た「世界戦国時代」は、益々混迷と人類滅亡への危機を、増幅させつつある。其の人類を救済する論理と生活様式 は、本来の「日本』にある。世界を救うには、まず民族再生、皇国復興が必要不可欠であり、其れが達成され、始めて人類永続が可能となる。

第四部 懇親会〈自由参加〉
例によって支那料理屋で支那を肴に談笑を。

い つも、中華料理店で酒を注文するとき、紹興酒を注文するのだが、必ず大瓶か小瓶かを議論する。そして議論の結果大瓶になるのだが、酒が飲みきれず余ったこ とは一度ももない。どこに議論する意味があるのだろうか。それどころか、今日は19人で紹興酒5本。酒を飲まない私にとって、ただただあきれるばかりであ る。ビールと紹興酒の区別をしよう!!
     
第百六十一回『一日会』

(日時)平成十七年師走四日午前十時より

(会場)大阪府教育会館 三階 会議室

(参加者)九名

(内容)
第一部 皇民儀礼
京都での北崎氏支援活動と大阪での歌唱祭が重なり、此処数年最少の参加者数であったが、『大東亜戦争』開戦六十四周年を迎えるに当たって、東方遥拝、国歌斉唱の後、開戦の大詔を参加者全員で奉唱した。
吾等真正日本人に執って、欧米物質文明に依る世界支配と人類滅亡への病理に対抗、挑戦する日本民族生存、人類永続を目的に戦う『大東亜戦争』は未だ継戦中であり、開戦の大詔に闡明された精神文化的闘争状況は、開戦当時と一向変化しては居ない。あの豊饒な四季変化に富む大地自然と共生しつつ、平安と慈愛溢れた家族的民族共同体として存在していた『日本』は、現下の似非「日本」では希薄化したとは雖も猶実在している。むしろ昨今では直接、間接的に再評価され復権しつつあるのである。『復古維新』の民族的原則が再度展開されつつある。過去の国学的な『日本』的価値を知り、護り、宣布する者が時代の最先端を教導すると謂う幕末維新期の思想史的現象と相似した社会情勢が、今や現実のものと成っているのである。
大詔奉唱の後、英霊等の御霊に黙祷を捧げ聖壽の弥栄を三唱して皇民儀礼を滞り無く果たした。

第二部 定例会
主宰者よりの資料として『天業』六十六号から『明治天皇』御製を拝読、『月刊・若木』霜月号巻頭論文並びに『神道』の作法を紹介、『念法時報』一四五六号より所謂「南京事件」を否定した永井國太郎氏の言説を引用、『修理固成通信』二二〇、二二一号を転載した。『漁火新聞』一四九号では椿原先生の警鐘を『郷守人』十一月号からは清水馨八郎先生の少子化対策論文を夫れ夫れ紹介した。
『新風京都通信』十一月号、『大阪教育連盟』四周年記念講演も案内して、『日本青年社』の『東京裁判再審請求署名』に各自署名賛同した。
又、口にすべきも懼れ多い文言ではあるが、『御皇位継承』に関連して「朝日新聞」等に依る「御皇室権威低下謀略」記事を引用、警声を報じた。更に「反日・朝日」の『靖国神社』攻撃社説三編を紹介、朝日新聞が反日中共当局の手先である例証を提示した。特に十月二十八日社説の「静かさを甘く見るな」なる社説は、朝日が「中共反日暴力団」の御用新聞に堕した典型的な記事であった。
従来、被害者意識を丸出しにして謝罪や金品をゆすりたかれば、文句一つ言わずに言われる侭に柔順に諂い従っていたエセ「日本」が、上海等の「中共官製反日デモ」に珍しく抗議した事実を、此れ迄の公式から判断出来ずに情勢判断を特定出来ぬ中共当局の沈黙と苛立ちを代弁して「静かさを甘く見るな」とすごむ朝日、もう「狼少年」は通用しない事を朝日は悟れ。エセ「日本」は変わりつつあるのだ。
其の時流を端的に紹介したのが、意見雑誌たる「諸君」「正論」の目次である。『反・中共』『反・反日』『皇室護持』の愛国保守が満載されている。吾等が主張して来た論理、主義が、より社会的認知度の高い人々や勢力に依って社会の表層で喧伝されつつあるのだ。吾等は、より純粋に、より過激に民族派の極を形成して、彼等を中間派の位置に安置せしめねばならない。
参加者からは赤田氏が北崎氏からの感謝の手紙を紹介して感動の涙を誘った。又、吉永氏から法廷傍聴報告が詳しく寄せられた。『國士』を裁く法廷なるものは現下のエセ「日本」には存在せず、裁かれているのは自称「日本国憲法」の下で『日本』を裁いたつもりになっている自称「裁判官」や自称「法廷」である。吾等は「占領基本法」の下に存在する自称「権力」の総てを否認、否定、弾劾する。奴等の「法廷運営」や「判決」等は、総て無効である。
 次いで、山本少佐から兵庫県での『三島事件』慰霊祭や大相撲で蒙古人横綱が国歌を歌っていた等々の朗報が寄せられ、又、参加者の高校教諭から「人権教育」としてインドネシア残留日本兵の電視映像を学年全員に視聴させ大いなる教育効果を上げた事実も報告された。一日会は行動する、前進する。

第三部 昼食会
今回は第四部参加の為に時間が無く、近隣の支那料理屋で支那蕎麦を手短に戴いた。

第四部 熱血歌唱祭 参加
会場を青少年会館と間違え若干遅参したが、一千名収容の会館は満席で暫くの間は立見の状態、近来に無い盛上がりであった。
新川氏の発案で過去の『熱血歌唱祭』を参考に練られた催事であったが、自衛隊の音楽隊を中心に多くの軍歌、唱歌、浪歌等が、演奏され、歌われた。自衛隊が公然と軍歌を演奏ー日放協(NHK)は昭和末期以来、一切軍歌を流さないーするのは、此処十年来の画期的な出来事である。今後とも各地で開催され、「自衛隊」の『国軍化』、「国軍」から『皇軍』復活への一助と成って戴きたいものである。終了後、近くの喫茶店で合流した同志同憂を交えて、飲酒談論を交わした。
  
※ 各論文は、一日会機関紙「神風」よりスキャンしテキストで編集しています。スキャンの誤読をお許しください。