第137号  皇紀二千六百六十五年(平成17年) 五月(5月)

月とスッポン  似非「日本」の現実

                                                 中 山 嶺 雄

〈スッポン・コイズミ、路頭に迷い、モスクワ漂着〉

 平成十七年五月九日、モスクワは世界各国 り首脳が集まり、旧蘇連邦の対独戦勝六十周 年記念式典が開催されたロ
 KGB出身のブiチン〈二代前迄はラスプ !チン)大統領らしく、国内外への対応を佼 滑に使い分ける巧妙な演出Jであったが、島必ずしも成功とは言えない結果であり、「ロスケ連邦」最後の徒花と成る可能性が大きい。
 国内的には寸一強い祖国」への郷愁で国民を団結させるべく、鎚と鎌の旧蘇連邦国旗を林立させ、整列したロスケ軍に「ウラlハ万歳)ー を斉唱させる等、曾て「ヤルタ・ポツダム体 制」で世界の半分を支配した栄光を国民に想 起させる演出を図ったが、現実めロスケ国民 は、世論調査の数値に見られる如く過半数が ロスケ連邦の崩壊を予想しているのが現実で ある。
 対外的には「和解と協力」等と言って参加 者を募っては見たものの、結果的にはバルト 三国問題等、「負の遺産」と「負の現実」が 表面化しただけiスッポン・コイズミとアホパカ似非「日本」を除いてlで、肯定的な成果は少なかったD殺人事件世界て社会保障支給低下、国軍弱体化、工業生産低下、a資源切売り、地方分裂化と逆に中央集権化、地方の中央への不満、反発増大、チェチェン等の民族問題、宗教問題等で益々混乱するロスケは放任すれば自壊する廃屋の様なものである其の「廃屋」をJ恰も秋々と照らす『月』と振りを発揮した「プlチン来日」を頻りに仰 望している。

〈隠された'『名月』〉
−『島袋拓也』烈士の対中共攻撃義挙―
 スッポン・コイズミのアホ・パカ・土下座 害交に対して、其れを許さぬ国民的潮流が告 速に台頭しつつあるが、「第一権力」たる 「マス・メディア」はGHQの「プレス・コ ード」以来「反日統制」の下に置かれτ居る。
 「反日、売園、自虐、逆差別、日本否定」の 言論、表現、報道は六歪曲、担造であって本 放缶、許認、無問責の特権を与えられ、逆r『愛国、国益追求、自尊、良識、自己主張』は、如何に正当、合法であっても、弾圧、獣殺、曲解、すり替えで事実や真意を圧殺すろ
 近年、「普通の国」への急速な社会的潮流の中で、幾分かは改善されてはいるものの、戸即日メディアにとって、神聖なる「中国様」への反対、反抗は極力抑制されるべきであり、 増してや『直接行動』等、到底在ってはなら ない暴挙、愚挙であって、徹底的に圧殺を図司令。
 其の反日「第一権力」に『野村流』で敢然と 直接行動を実践したのが、今回の『島袋』烈 士による対中共在大阪総領事館への『自決攻 撃』であった口
 平成五年十月二十日、朝日新聞東京本社社 長室にて、『野村秋介』烈士が敢然、決然と 自決された。民族派陣営でも其の義挙の真意 を解せぬ者が可成多数に上ったが、愚生は、 当時、『野村烈士』の真意を次の様に理解、 説明した。
 第一権力として首相の任免権さえ事実上保有 している巨大反日メディアたる「朝日新聞」 へ『赤報隊』が処刑攻撃を行ったc其れは一定の効果を賓せたが、校滑な朝日新聞は、自らを「言論弾圧」の「被害者」と位置付け、所謂「戦後」五十年に亙る『日本民族』に対する朝日の加害、犯罪活動の事実、実態を糊塗、隠蔽するのに成功したロ『赤報隊』の吉明で処刑理由が朝日新聞の反日犯罪にある事が闇明されているにも拘わらず、朝日新聞ほ攻撃理由を「分からない」と言い続け、恰弘巨大な暗黒の思想弾圧勢力が非力な正義の一言論機関たる朝日新聞を弾圧、圧殺しようと1いているかの印象を読者や一般社会に与える亙に成功した。
 勘の鋭い『野村烈士』は、朝日の社長を射殺 処刑する事は出来たが、其れが朝日の「ヒロ イン化」(被害者化〉を印象づける逆効果を 粛す事を懸念して自己の両脇に銃弾を撃込ん だのであったD知何に図々しい朝日でも自ら 肉体に銃弾を浴びせた人物を「加害者」とは 呼べないであろう。「加害者」が存在しなけ れば「被害者H朝日Hヒロイン化」の反日宣 伝は出来ないロ然も『朝日新聞に問題あり』 の問題提起は出来る。正に『野村烈士』が日 頃から唱えて居た『肉体言語』の実践活動で あった。
 今回の『島袋烈士』の『自決攻撃』も又、 「中共」を被害者!即ち『日本日加害者』!
とさせずに、中共の反日性、国際法違反等々の暴挙、犯罪を鮮明に炎り出すための『肉体言語』の行使であったものと推察される。
 だが、前回の一日会席上にて渋谷氏からご逝去の報告がある迄、其の行動の背景や氏名さえも愚生自身が知らなかったc比較的に身近な位置に居た者でさえ、如何に反日メディアの思想、情報統制下に置かれて居るかを物語て余りある。自身の不明を深く恥じると同時に『建国義勇軍』の義挙の際に抱懐した痛快の念を禁じ得なかった。現存一億二千七百万日本国民の総ての心情に『赤報隊』的、『義勇軍』的民族精神が浅薄多少の相違こそあれ実在しているのである。日本民族健在なり。
 「日本」の中心で売国害交を行うスッポン コイズ、、\反日マスコミに意図的に隠された 『名月・島袋烈士』の『日本民族悠久の大義備 を闇明し、同烈士の精神的生命を生存させ続 けるのは、後に残された吾等の使命であり、 皐月二十九日、在大阪、『生国魂神社』に於 て『民族派有志団結奉告祭』!祭文等別紙参 照!が約七十名の参列者を得て祭行された。
 量的には『野村烈士』ご葬儀の参列者四千名を奉じる質に於ては同質であり、遜色の無い
ものであったと確信している。
 『日本至る処に名月有り』。五口等、高き机より常に天下を展望し、心貧しきスッポン北を日々厳しく教導せん。

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