改憲祈念の会  
5月3日は改憲祈念日
   
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 当会の趣旨・役員紹介


「昭和二十一年十一月三日に公布され、翌年の五月三日に施行された日本国憲法は、一度たりとも改正されず、現在に至っている。
 そもそも「日本国憲法」は、占領軍総司令官であるダグラス・マッカーサーが我が政府に草案を押し付け、当時の国会議員たちが悔し涙を呑みながら成立させた代物である。昭和二十七年四月二十八日、我が国はサンフランシスコ講和条約をもって、再び独立主権国家に戻ったにも関らず、占領下に制定された憲法を現在も機能させ続けているのは、世界的見地からも異常なことである。 
 この度の大震災で多くの日本国民が苦難にさらされているなか、10万人もの自衛隊員の方々が今も被災地復興の為に全力で働いておられる。
 しかし、我が国の日本国憲法において、彼らの存在は過去60年に渡って否定され続けてきた。
 更には、今も還らぬ北方領土や島根県竹島における韓国の不法占拠、北朝鮮による拉致事件、また最近では、昨年秋に起こった尖閣沖での中国漁船暴挙事件など、我が国が抱える国難の数々を鑑みれば、現行憲法を遵守し続けることは、主権、国益を守ることと相反するのではないか。 
 いっそのこと、現日本国憲法を無効にし、自主憲法を制定するという手もあるが、戦後教育に汚染された現在の我が国において、多くの国民が賛同するものではないと考える。ならば、現行憲法の不備を取り上げ、そのひとつひとつを改正する方策でいかねばなるまい。自主憲法の制定には程遠いが、上記、憲法問題を早期解決するという現実的路線に立てば、現時点では「改憲」を訴える他なかろう。
 国際社会を眺めると、すでに新秩序が出来つつある。我が国は今、大きな転換期にあり、内外の変化に対応できる国家体制を布くことの重要性を否定する者はいないだろう。
 そこで我々は、子々孫々に平和で繁栄した「日本」を残すため、あらゆる法体制の根幹である日本国憲法が抱える不備を周知し、改憲への国民意識を高めることを目的に、「憲法改正」を訴えるものである。」

平成二十三年五月三日
                                                       改憲祈念の会  代表 藤島雄平