【西山田中学校で面談】
平成16年11月18日(木)18時〜
西山田中学校 校長室
★参加者 増木 松木 (保護者) 海江田 弘光 雪本 大久保
(学校側) 校長 教頭 野村 佐藤
★テーマ 11.29の説明会について
★予備録 前日の17日深夜、増木氏より松木に電話がはいる。
「あのフィルムは編集されたもの。生徒は自然分娩のシーンも見ている。」
「説明会」についての話し合いに入る前に、我々と教育長が見たフィルムと、生徒が授業で見たものと、内容が異なっている点を指摘。
生徒が「自然分娩のシーンを見た」と証言している。
校長 :「私が見たものにも、自然分娩はなかった。」
野村教諭:「自然分娩、ありましたよ。未熟児の新生児と帝王切開の間に。最初に頭が見えてきて、顔が出て、顎が出て。肩がナナメにこう・・
なって(身振り手振り)、体全体が出てきて、へその緒を切って・・・。帝王切開の割合なんか少ない。自然分娩を見せなきゃ。
だから説明会でも、お母さん方に見ていただいて説明するつもりでいます。そのシーンが無いはずはない。」
増木: 「教育長にまで虚偽の説明をしたことになる。」
野村教諭、フィルムのチェックに取り掛かる。
(実際はここで、説明会の件は後回しにして、体罰の件を話し合いましたが、話が前後しますので「説明会」のことについて記述していきます。)
野村教諭:「このフィルムは、大阪の医療器具メーカーで借りているもので、20年くらい前から使っている。延べの上映回数は100回を越えている。」
松木: 「海外視察で買ってきた『私物』ではないのか?」
野村: 「いいえ〜。そんなこと言ってません。これは借り物であって私物ではありません。」
弘光: 「どういった人を対象にしたものか?」
野村: 「医学生、看護学生、妊婦教室等で使われるもの。医学部用の教材です。」
海江田: 「説明会当日、使った教材のすべてを提示してもらいたい。人形は?」
野村: 「人形は使っていない。子宮の模型、赤ちゃんが回転して子宮から出てくる、出産の仕組みがわかる模型ですね。
それと、出産シーンの写真を見せました。」
保護者: 「し、子宮の模型?ザワザワ・・・」
弘光: 「出産のシーンを見せられて『赤ちゃんなんか産みたくない』という女の子が居る。これについて学校側はどうフォローしていくのか?」
海江田: 「親が知らないところで、こんなことまで教えられていたのでは、親としてのフォローの仕様がない。それについてはどう思っているのか?」
弘光: 「『抗議の声があがったから、保護者の理解が得られないから、だから来年からは取りやめる』で済まされる問題ではない。」
学校側は明確な返答なし。
フィルム、途中で切り取られセロテープで補修したあとが見つかる。
この「スパッと切り取られている部分に自然分娩のシーンがあった。」と野村教諭。
増木: 「29日当日、生徒が見せられたものと同一の内容のフィルムを用意できなければ、「説明会」自体の意味が変わってくる。
同一のものを用意してもらう。」
校長: 「ダビングしたものがあるかどうか、探してみてくれ。」
野村: 「教育センターでダビングした記憶はあるが、引越しをしているので家にあるかどうかわからない。」
29日、説明会が開催されるとして12項目の要求。
◎保護者の参加数最低100名。満たない場合は最開催。◎保護者に配布する資料の許可。
◎事実経過を校長から説明(野村からの説明は拒否)。◎タイムリミットを理由に強制的に終了するな。
◎市教委の同席。◎2年生、3年生の担任教諭の同席。◎増木、松木の同席を認めろ
◎コンドーム、カンシ、模型、写真、きらめく青春等、全ての教材の提示
などなど・・・。 | |