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H18-1-25  千里新田小学校 菅沼校長 面談



吹田市小中学校校長会会長 千里新田小学校 菅沼校長 面談記録
              日時 平成18年1月25日午後4時30分
              参加 増木・松木      記録  記憶のみ

4年間、メキシコのインターナショナルスクールに勤務。
あの、ダラダラしたメキシコ人が、国旗に敬意を表するときや国歌を歌うときだけは、まるで別人のようにシャキンとする。私はそれにビックリした。
インターナショナルスクールだったので、日本人の生徒だけではなかった。
他国の生徒は、実に国旗や国歌を大事にしていた。
私自身、国旗・国歌に対する姿勢は、メキシコで学んだと言っても過言ではない。
4年間、一緒に勤務した共産党かぶれの教師がいたが、彼もやがては率先して国旗・国歌に敬意を払うようになっていった。海外で暮らせば、どれだけ日本の教育現場の主張が間違っているか痛感する。
帰国後、メキシコでの体験を事あるごとに、教師、保護者、児童に話してきた。
  吹田市の場合、「国旗掲揚・国歌斉唱」以前の問題が大きい。
 卒業式で、起立しない教師、起立しない保護者、起立しない生徒がたくさんいることに驚く。ここから、何としてでも糾していかねばならないと思いながらやってきた。
 少しずつ、成果は出ているように思うが、元々、30年も前から吹田市でやってきた卒業式の形式が酷すぎたと思う。フロア形式で一応三脚ででも国旗を掲揚できるようになったことは、それなりの成果であると思う。しかし、これで完全ではない。まだまだ、考えねばならないという意味では、外部からの進言は非常に刺激になっている。
教育長とも相談し、校長会でも提起していく。
  今年の3月で定年を迎えるが、教育現場に留まれるならば、給料が半分になってもいい。子供達と接していたいと思う。