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旅 日 記 |
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H21-2-20
今回の旅行が、後日裁判沙汰になるとはこのとき誰も夢にさえしなかった。
とにかく、夜23時頃、我々6名(増木、遠藤、増木嫁、西村、小椋、F少年)は元気よく広島を目指し出発。
山陽道を岡山県の入り口、備前まで3q位にさしかかった頃車が急にスピードダウン。道は急勾配の上り坂。タコメーターは3〜4000を指すもののクラッチがすべり出し,スピードが出ない。とうとう立ち往生。しょうがないから運転手以外は車から降り、高速道路をゾロゾロと歩き始めた。軽くなった車は何とか備前の料金所までたどり着いた。我人生、高速道路をぞろぞろ歩いたのは初体験。さて、どうしよう。荒巻さんが仕事で遅れ、翌朝新幹線で追っかけてくる。彼に電話をし、新幹線を車に変更してもらい我々の救出を懇願。まさに懇願。私の車は備前の料金所に預け荒巻さんの愛車で再出発。じつはここからがケチのつき始め。
H21-2-21
広島の八丁堀で9時から街宣を始めようと岡崎議員と待ち合わせている。このトラブルでとても9時には着きそうもない。議員に電話をし10時半に変更。ところが9時に広島に着いてしまった。1時間ほどどうしようかと相談し、どっちみち街宣が終わってから行こうと思っていた、平和祈念資料館に向かった。広島に来た以上いろいろな意味でここは避けられない。メンバーの半分は行ったことがない。平和祈念公園の正面、ものものしい警戒。我々は正面を東進し、さらに北進。東側から入ろうとした。今地図を見ると、元安橋から入ろうとしたようだ。車は元安橋に着いたが公園内は車では入れないと警戒中のおまわりさんから言われ、橋の近所の駐車場に入れるよう指示された。そこで車から降りるものやら残るものが話しているとき、警戒中のおまわりさんから「職務質問」を受けた。運転をしていた荒巻君にいろいろ話し始めた。そこで私が、「なぜ職務質問するの?」と問うた。するとおまわりさんは、「車のフロントに国旗があるからや。」と言う。
ちょっと待て。国旗というてもはがき大。ミニチュアのかわいいもの。このバカおまわりナニ考えてんの。私はとっさに、「拒否」。警察官職務執行法には「職務質問が出来る」と書いてあるだけ。そうすると警察官は我々をそこから一歩も通さない。言葉は「協力してください。」というが、事実上の道路封鎖。もちろん他の人は通っていく。どこの世界にミニチュア国旗で差別されるゆえんがあろう。ミニ国旗が誰何の理由。あきれ果てる。警察官は車を見せろという。「じゃあ何もなかったから行かせるか」といえば、ノー。我々を足止めさせる法的根拠を言え。といっても「協力して欲しい。」の一点張り。15分位してから私は名刺を差し出し身分を明らかにし、大阪府警への身分照会を示唆した。そうすると連絡がつき、我々が広島に来た目的がわかったのだろう、最初は「国旗がダメ」といっていたのが、今度は「街宣目的で広島に来た人を入れるわけには行かない。」と話が変わる。
結局40分ほど通せ通さないですったもんだし、結局時間切れで資料館へはいけなかった。
警察法79条(公安委員会へ苦情が言える)・・・・手続きを取ったことは言うまでもない。また、県警本部長に対し、この絵に書いたような人権侵害で国家賠償請求も検討中。怒り浸透している。
詳しくは
動画を!
そして広島市八丁堀にて「日教組は解散せよ!」と街宣。解放同盟を私が名指しで批判したのは島始まって以来ではなかろうか。
予定をこなし松江へ。到着するや、竹島を守る会、梶谷事務局長の歓待を受けた。ギブアンドギブにつらいものを感じる。松江のホテルは「ヤングイン松江」。我人生最高のホテル。宿泊代なんと21000円。間違った、2100円。清潔な布団のベット。亭主は偶然だが新風島根の石原倫理さんと親しいという。とうとう日本酒を持ち出してきた。5000円でもおかしくない。
H21-2-22
山谷先生の宿泊されているホテルへ押しかけ、少々遅い「夜明けのコーヒー」。諸々の事案を相談。いつものことながら、先生ハイテンション。あのエネルギーはどこから来るのか。「えりこ先生ホの字の会」(勝手応援団)の設立を検討中。
さて、お茶を飲み終えてから出陣。11時頃、県庁隣の「竹島資料館へ」入ろうと思ったら、警察官から「中が一杯だから入れない。」という。私は「それなら係りの人が言うべきだ。」と言って強行突破。そうすると中はガラガラ。すぐに取って返し、表の警察官に噛み付いた。おまわりさんは「さっきは混んでいました。」などと惚ける。
後でわかったことだが、このとき、朝鮮人が暴れていて、そこへマスキでも行こうものなら収拾がつかない。なんとしてもマスキを近づけるなという命令でもあったらしい。間一髪の危険な状態は続く。そこで大阪から応援に来ている、K警部補、「マスキさん、ちょっと時間が早いからお茶でも行こうや。」我々10
人ほどゾロゾロと近くの喫茶店に。実はこれも後でわかった話しだが、警察のマスキクン隔離作戦。まんまとはまってしまった自分が情けない。しかもコーヒー一杯で。飯でも食ったらまだ納得いくが。警察は安くついた。悔しい〜〜〜! 覚えておけ。アンパンマン警部補、いつか必ず仕返ししてやる。と心に誓った。これも後からわかったことだが、新風東京の金友君が朝鮮人と正面衝突、小競り合いを演じたようだ。警察から「傷害罪になる」と言われ、彼は「器物損壊だ」(朝鮮人は『人』ではなく『物』)と言い返したとか。金友君に座布団1枚。
さて、1時から式典。恙無く進行。2時からえりこ先生の講演。そして質疑応答。どこにでもいる、困った叔父さんがくどくどとわけのわからないことを言い続け、司会がかなり強硬に止める。それが二人続いた。そして3番目に強硬に意見を言う人がいる。俗に言う「右翼」。先生も災難と思っていたが、失礼ながらこの右翼の人、じつにすばらしい質問。えりこ先生が「政治生命に掛けても竹島問題に取り組んでまいります。」というすばらしい答えを引き出し、満場の喝采を浴びる場面を演出。神奈川の長谷川さんという人らしいが、早速お礼を伝えた。
松江駅頭で雨の中、街宣。島根のおまわりさんやたらと細かいことにうるさい。街宣警備に慣れていないようだ。恙無く終了し、備前により情けない我愛車を連れて帰ってきました。お粗末! 増木
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