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〜皇室を敬う心を育てる〜 憲法一条の会
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H28-10-11 文部科学大臣に公開質問状
平成28年10月11日
文部科学大臣
松野 博一様
憲法一条の会 代表 小野馨子
〒565−0874 吹田市古江台2−10−13
TEL 090−3710−4815 FAX 06−6835−0974
公 開 質 問 状
菊薫る季節になってまいりました。文部科学大臣におかれましては、ご就任真におめ
でとうございます。そして、早速、日夜、国民のためご尽力いただいておりますこと、
感謝に堪えません。
私たちは「憲法一条の会」と申しまして、特に、国の将来を担う子供達に皇室を
敬愛する心を育む
ことは日本を元気にすることに繋がると考え、そのような啓蒙活動を行っている市民
団体であります。
質問の趣旨
@ 小中学校児童生徒に、天皇陛下のお写真を見せ、「この人だれ」と問うた時に、
ほとんどの児童生徒が「わからない」と答える。このような現実を把握しているか。
A 一般国民に「憲法一条に何が書いてあるかご存知ですか。」と問うた時に、ほとん
どの国民は「わからない」と答える。このような現実を把握しているか。
B 以上、@、Aのような現実をどのように思われ、これからそれをどのように政策に
盛り込まれるのか。
質問をする理由
この頃皇室を軽視した不敬な発言(表現)があまりにも多いと思いませんか?
週刊誌やテレビ、新聞等マスメディアにおいて、皇室の方々が秋篠宮ご夫妻、
佳子さま等、芸能人のように扱われ、また、着ている服のセンスがいいとか悪いとか、
不敬にもほどがあると言いたくなるような記事が氾濫しています。さらに、ネット上に
おいては目を覆うような写真が出たり・・・・。そこで、なぜこのような不敬なことを国民
が許すのか、と考えてみました。それは先ず、日本国憲法の『一条』について国民が
知らない。学校でしっかりと教えていないからではないでしょうか。子供たちは日本国
憲法は九条から始まると思っているのです。天皇陛下と皇太子殿下が実の親子である
ことさえ、どの程度の子供が答えられるのか。憲法は無効だ! 改憲だ! 元首を
明記せよ!等と議論をする前に、そういった今ある憲法の基本的なことを子どもたちに
しっかり教えなければならないと思います。これが憲法一条の会を設立しようと思った
きっかけです。
そこで、先日私たちは別紙3通りのアンケート調査を行いました。10名づつ、計30人
程度ですのでサンプルとは言えませんが、1000人に聞こうが1万人に聞こうが正解
率が大幅に向上するとは到底考えられません。子供たちは陛下のお写真を見ても
だれかわからない、大人は憲法の一条に何が書いてあるかさえ知らない。
安倍政権は教育基本法を制定し、愛国教育の必要性を示しました。ところが現実は
上記の通りです。
もちろん急に世の中が変わるわけではありませんが、現実はあまりにもひどいものです。
このようなわけで、私たちは安倍施政を応援する目的をもって「質問の趣旨」の通り
質問させていただきます。2週間程度でご回答をいただければ幸甚です。なお、回答は
ネット等で公開いたしますのでお含みください。