春の花


各位からのメッセージ


浪速瓦版

台湾人の元日本兵、「日本人として死にたい」。戦後日本人はここまで冷酷になってしもたんか?

2019.07.17

 

 台湾は親日と言われていますね。じっさい、東日本大震災のときにはものごっつい義捐金を送ってくれはりましたね。韓国みたいに有りもせんかった「従軍慰安婦がー」とか、「中国」みたいに勝手に話をつくった「南京大虐殺がー」とわめくような、恩を仇で返すようなアホなことはしませんね。「中国」はともかく、韓国は台湾と同じく日本やったのに、ですね。やっぱり台湾の人たちとは人種が違うな。 

 ところが、そんな台湾の元日本兵が、日本政府を相手取って戦後賠償を要求する裁判を起こす、と聞いたらびっくりしますよね。この話は、私が入れて貰うてるメーリングリストの情報で知りました。「台湾籍旧日本兵の戦後補償と台湾籍日本人の国籍復帰を支援する会」という団体が設立され、

裁判を起こす「予定」やそうです。ええー、ついに台湾も、あのうっとしい韓国、「中国」と一緒になってしもたんか、と一瞬思いましたが、話は全然ちがいました! 

 先の大戦では、21万人あまりの台湾人が日本軍の兵士・軍属として戦争に参加し、厚生省の調査ではその内の31000人が戦死し、戦傷者はおびただしい数にのぼったんやそうです。ところが、戦死者の遺族と戦傷者のほとんどは、今日にいたるまで一文の弔慰金も、遺族扶助料も傷痍年金も、支給を受けていないんやそうです。これが「台湾人日本兵戦後補償問題」と言われている問題なんやそうです。 

 台湾は第二次世界大戦後、国共内戦(蒋介石の国民党と毛沢東の中国共産党との内戦)を経て、国民党の蒋介石が逃げ込んできたわけですね。それに付いて来た人たちのことを、もともと台湾に住んでた人たちは、「外省人」と呼んでいますね。このことを台湾人は「戦後、犬が去り、豚がやって来た」と言うんやそうです。まあ犬と言うのは日本人、豚はその外省人のことですが、何となくわかりますね。 

 昭和27(1952)年に一応日本が独立を回復したサンフランシスコ講和条約では、蒋介石の中華民国は締約国には入らず、別途、日華平和条約が結ばれました。その瞬間に元台湾人は日本国籍を失ったとみなされたんやそうです。しかも昭和57(1972)年には日本は、台湾(中華民国)を捨てて、中華人民共和国と国交を「回復」したわけですね。 

  <日本がこれまで台湾人日本兵の問題を放置してきたことの背後には、中国の影がある。中国は「1つの中国」のスローガンのもと、台湾人は中国の人民であるとし、日本が台湾人日本兵の関係者に戦後補償することを許さなかった。>ということなんやそうです。日本は日本で、毛沢東の「中国」に気を遣うてたわけですね。昭和62年には「戦没者の遺族等に対する弔慰金等に関する法律」をつくったものの、「有効に機能しなかった」んやそうです。 

 そういえば最近、無茶苦茶してる韓国はどうやったかと言うと、もうだいぶ有名になりましたが、昭和40(1965)年の「日韓請求権協定」で、「完全かつ最終的に」解決されてるわけですね。当時の朴正煕大統領に、日本は賠償金を個人にも払う、と言うたのに、

いや、まとめて国に対して払うてくれ、と言われたもんやから、ちゃんと人数分を計算して、全部払うたわけですね。ニセ「徴用工」、文句あるんやったら自分の国に言うて、自分の国からもらえ、と言う話ですね。 

 そして国交を回復した「中国」に対して日本は、ものごっつい規模の経済援助をしたし、満州にあった当時世界一のインフラ設備は全部差し上げたわけやから、もうお釣りを貰うてもええくらいのことをしてきたわけですね。改めて、日本人は台湾に対しては、ずっと冷たい仕打ちをしてきたんやなあ、と思いますね。 

 最初に書いた支援する会の略称は「台湾籍日本人支援の会」と言い、徳永信一さんという弁護士さんが支援のメンバーにいてはるそうです。その話は今年の3月に、ニッポン放送でジャーナリストの須田慎一郎さんとの対談の形で放送されていました(「弁護士徳永信一 「靖国神社参拝問題」や「台湾人日本兵戦後補償請求訴訟」を語る!」)。話は少しずつ広がっているようですね。せやけど実は、もう時間がないんやそうです。 

 何と、裁判の原告になる人たちは、もう9596才なんやそうです。このラジオでの対談の一部書き起こしは、コメント欄に貼らせていただきます。 

 <今まで日本兵として立派に戦ったって言うことを自分のプライドとして誇りとして生きてきた。だから今でも自分たちは日本人なんだと。>  

 <自分たちはもう95 96歳だけど日本人として死にたいんだと言われているんです。> 

 「日本人として死にたい」。もう涙しか出てきませんね。今、ものごっつい勢いで世界が変わっています。米中戦争ですね。今、このタイミングを、絶対にのがしたらあかんと思いますね。